得意料理?
これって料理なの?
と言われるような料理?が得意です。
基本、放ったらかしたまま、みたいなものです。
焼き豚、得意です。
適当に調味した液体を二百グラムくらいに切り分けた豚肉数個と一緒にビニール袋に入れ、揉みこんで一晩放置。
あとは百七十度のオーブンに放り込んでおよそ四十五分(肉の量によって増減あり)。そしてオーブンが冷めるまで放置。日保ちするので多目に作ります。
たまに手土産にしたりするので。
鶏の手羽先に軽く焼き色をつけて、グツグツいっている野菜スープ(その時の好みで味付け済み)に入れてもう一度グツグツいいだしたら一時間以上保温しますとトロトロの手羽先スープに(ストーブの上に置いたり新聞紙で包んでスチロールの箱に入れたり)。
マッシュポテト(ホワイトソースを加えて作ります)におろしチーズを乗せて軽く焼いたグラタンもどきを作って、
別の皿に焼き豚を薄く切ってグリーンサラダの上に盛り付けます。
件のスープとピラフ(カレー粉とかケチャップにバターと粉末スープの素、適当に野菜、エビなどを入れて炊飯器)を添えますと結構見栄えがする食事になります。ピラフの代わりにパンにすることも。
このメニューって実は友人たちを家に迎えた時の夕食の定番です(夏場以外。夏場は素麺と蒸し鶏のサラダと蒸し茄子、蒸しカボチャのあんかけになります)。
大体我が家に友人の何人かが集まったらお喋りになるんですから。こんなメニューでもお腹がなんとかなればそれで良いわけです。
お茶の頃に来るのなら例のスパイスクッキーかごちゃ混ぜケーキ。クレイジーチョコケーキの時も。
どうせメインはコーヒーと紅茶なので。
通販で手に入るのに何故か皆が我が家でしか飲まない
ルワンダコーヒーとヌワラエリアティーです。
美味しいでしょう、そうでしょう。なんて自慢して出します。豆と茶葉が美味しいだけですけど。
こんな風に適当に作るスープが私一番好きなんです。
ラムだったり牛肉だったり豚だったりしますけど。
適当に魚介類を入れて作るブイヤベースもどきも(ニンニクを入れない為に友人たちは認めてくれません。なのでもどき)。
友人たちとの夕食には大抵ワインをつけます。家人を含めて好きな人が多いので。家人が「おとっとき」を自分の部屋から持って来ると喜ばれます(家人は部屋に小さいワインセラーを置いてます)。普段私と二人では飲めないために家人がやけに嬉しそうです。
で、たまに飲んでほろ酔い気分の友人たちが私をからかうのです。
「これって料理っていうの〜?」と。
うん。言わないかもしれないけど。
君たち楽しそうに(美味しそうにではない)食べてくれるでしょう?
だから何でも良いんだよ。料理とはいえなくても。
そう開き直って、明日もやっぱりこんな料理?をやって来る友人たちに出しましょう。