どなたか「ギンヤンマ 飛べ 」を知りませんか?
「ギンヤンマ 飛べ」
確かこんなタイトルだった、と思います。
私が小学生だった時。多分一年生か二年生の三学期。
担任の先生が休みで、時間ごとに先生が入れ替わり立ち替わりで授業をしてくれた日のことです。
何時間目だったかに来てくれた先生が本を読んでくれました。初めて会う男の先生で、名前も知らない先生です。
その先生が
「僕の友達が書いた話です。」
と言って朗読を始めました。
それが「ギンヤンマ飛べ」というお話でした。
内容は
主人公のギンヤンマは、ヤゴだった時から早く空を飛びたくて仕方なかった。
羽化して飛べるようになったギンヤンマは大喜びで青空の下を飛び回る。
けれどある日、大きくて立派なオニヤンマに出会い、オニヤンマから馬鹿にされて薄暗い林の中に追いやられ、やがて飛ぶのも嫌になってしまう…
というようなものでした。
注意*一度聞いたきりの話です。
覚え違いもあると思います。
聞いていて、主人公のギンヤンマが可哀想で。
飛ぶのが嫌になって、それからどうなるんだろう、と思った時。
チャイムが鳴りまして。そこで朗読が終わり、先生は本を閉じて教室を出て。尻切れトンボで途中終了。
それからずーっと気になっている話です。
読んでくれた先生は年度が変わるといなくなったので(転任されました)、作者の名前も本のタイトルも正確にはわからないままです。絵本だったか本だったかも覚えていません。
本屋さんで探してもわからなかったから、私家版だったかも知れず。もしかしたら同人誌だったかも?
結局、未だに結末を知らないお話です。
どなたかご存知ありませんか?
何年か前の同窓会でこの話をしたのですが、その場にいた誰もが覚えが無いと言ったのです。