ちまちまと作っています
私が通っている沖縄民謡の教室の生徒さんで、今年の初めに出産した方がお稽古にまた参加するようになりました。赤ちゃんを連れて。
先生も私も、他の生徒さんたちも子どもが好きなので無問題。というより大歓迎!です。
出産すると自宅での練習がし難くなるし、何より忙しくなってお稽古を辞めてしまう方が多いので、彼女が辞めないでくれて嬉しいです。
何というか、教室が賑やかだと楽しいのです。
彼女が教室に抱っこして連れて来る子は男の子です。単純に羨ましいです。うち、女ばかりでしたから。
あんまり可愛くて。嬉しかったので。
しまい込んでいた裁縫箱を引っ張り出して。
今、布絵本を作っています。
ちまちまちくちく。
すっごく下手で縫い目が荒くて揃ってなくて、あげられないかもしれないです。みっともないから。
でも久しぶりにとても楽しい。
実は私の母は姉が生まれるまで某百貨店に卸す洋服の縫製をしていまして。いわばプロだったのです。
原型から型紙を起こして裁って縫って。
手縫いも足踏みミシンもお手のものでした。
和裁も袴以外なら大丈夫という人で、浴衣は私も姉もその子どもたちも何枚縫ってもらったことでしょう。
姉も私も初めてのスーツとブラウスは母の手製です。成人式の振袖も。
その母は七十歳を越えた頃から体力が落ちて洋服を一から縫うことはなくなりましたけれど、袋物とかなら今でもパパッと作ってしまいます。
そんな母から見ると私はダメダメで。落ち込みます。
でも自分で使う分には自分が恥をかくだけだから、巾着とかブックカバーとかをちまちま作ってました。
娘たちのものは(高校生くらいまで)母が必要以上に作ってくれましたから。私の出番はありませんでした。
私がしたのは運動会のゼッケン貼りくらいです。
だから。人の為にと思いながら何かを縫うのは初めてかもしれません。
実際にあげられるかは置いておくとしまして。
何かを作ることってこんなに楽しいんだなぁと今更ですが実感してます。
とりあえず完成に向けて頑張るぞ!
クリスマスまでに出来るといいなぁ…
せめてお正月までには。