料理をすることと食べること
料理することは好きです。家事の中では一番好きです。良い気分転換にもなりますし。
食べることも好きです。美味しいものなら尚更。
なんですけれど。
自分で料理したものを食べることは、あまり好きではありません。一応自分の口に合うように作ってはいますけれど。美味しいと思ったことがほとんどないのです。
料理している間、匂いに包まれているのでもう食べた気分になってしまうのもあるのでしょう。
それにつまらないのです。
味見もするためにどんな味か、大体判ります。
出来上がった時点で、もう食べ終わったような気分になるのです。
お菓子作りも半分は趣味のようなものです。
子どもが中学生になるくらいまで毎日何かしらオヤツを作っていましたし。
私のレシピのスパイスクッキーは旧友たちにも好評で会いに行く時は手土産に持って来て欲しいとリクエストされることもあります。
それをアレンジしたごちゃ混ぜケーキ(スパイスと複数のナッツと各種ドライフルーツを入れたパウンドケーキ)も喜ばれます。けれど正直、こんなに安定しないお菓子のどこが良いのか理解不能です(だってシナモン何振りナツメグ何振り、ナッツとフルーツはあるもので、というレシピなんです)。
粉だってカップに何杯、というすごくいい加減な計り方をしています。
本当、なんで受けているんでしょうか。謎です。
お菓子を作ると台所中甘い匂いでいっぱいになる為、胸やけがして甘いものが食べたくなくなるので私は自分で作ったものは食べられません。
それにどちらかといえば、私は自分で作るクッキーよりも森○のビスケットとか、明○のマ○ビティーとかの方が好みです。
作るより安上がりだし、美味しいし。
今時は料理もそうですね。お惣菜を買う方がゴミも少なくて済みますし。
一人暮らしになったらきっと私は何も作らなくなるでしょう。
そんな怠け者です。ご容赦ください。