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沖縄民謡のこと

沖縄本島の民謡が好きです。習ってる最中です。

下手ですけど。まぁカタツムリの歩みでも前進してれば良いや、と思いながら横道に逸れないように努力中です。

東京生まれの東京育ちなんですが。縁が出来て。

でも、「一番好きな歌は?」と訊かれると答えに詰まってしまいます。順番がつけられないのです。

本島以外の、宮古とか八重山の民謡は好き嫌い以前です。言葉がわからないもので。

沖縄の言葉で今のところなんとか半分くらい判るのが本島の首里、那覇あたりの言葉くらいで。それだってあやふやなものですから。しかも日常会話だと早いために三割くらいしか聞き取れません。歌だと話すよりはずっとゆっくりなのでなんとかなるのです。

このごろやっと、おかげさまで

「塩屋のパーパー」(漫談)くらいは聴き取れるようになりました。

「屋嘉節」(捕虜収容所で出来た歌です)を聴くと涙が出ますし、

「艦砲の食ぇーぬくさー」(直訳すれば艦砲射撃の食い残し。生き残りの意。)がラジオから流れる度に(沖縄に六月とか八月に行くとよく流れます。慰霊の日六月二十三日、八月はお盆と終戦記念日)

「うぬゆうなくとぅゆてぃうたびみせーんなよーたい。生ちてぃうるくとぅどぅ宝どぅやいびーん。ふかにけーるくとぅぬねーらん宝どぅやいびんどーやー。」

などとつぶやいてしまうのです。泣きながら。

訳しますと「そんなことを言わないでください。生きていることが宝です。他に替えることができない宝ではありませんか。」とでもなりましょうか。

沖縄には民謡酒場、民謡スナックと言われるお店があって、民謡ライブを楽しめます。沖縄に行く楽しみのひとつというか、私にとってはメインです。少し前にも沖縄に行って、某お店の歌手の方とライブの合間に話をした時にふと私のことを

「変わとーん(変わってます)?」と訊いたところ、間髪を入れず

「だてーん(とても)。」と返されて、唸ったことがあります。

でも、好きなことにのめり込むのはよくあることですよね?









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