秋は嫌い?
秋の掃除が嫌いです。
落ち葉のせいです。
結構な量が吹き込んで来るから、冬の初めくらいまでは毎日毎日しなければならないのが本当に面倒です。
毎日少しずつ一年を通して散らして貰いたくなります。
日が暮れるのも早くなって、夕方掃除をしているとなにやら物悲しいのも苦手です。
果物いっぱいで、魚も美味しくなって、ジビエが出回る季節でもありますが。
友人の中で秋が嫌いと言うのは一人しか居らず、この時期に会うとこの話題です。
彼女は冬に向かう前の、今の気分が嫌だそうです。
「寒くなるなぁ。風が冷たくて、手足が冷えて。どこにも行きたくなくなるなぁ。」
と思うことで憂鬱になってしまう、それが嫌だと。
実際冬になるとスキーに行ったりしているのに。全然冬が嫌いではないのに。
「変だよね。」
うん。割りと。でもね。
「想像している嫌なことには耐えられないってあるよ。
注射なんかそうでしょう?される前の、頭で覚悟してる時の方が痛い。」
「仕事が一度に沢山入ってわぁどうしようって考えている時みたいな?実際に動いて片付け始めてしまえば割りとはかどったりするのに。」
「本当に大変で自分の手に余ったらヘルプ求めたり出来るし。てか求めなくちゃだし。」
「でも、相手が季節だからね〜」
「思うことって止められないよね。」
どうにもならない。愚痴るしかない。
だから、
私にはあなたが必要だし、きっとあなたにも私が要り用なんだと思うよ。
うん。そうだね。ってお互いに言いたくてお喋りします。
温かいお茶を飲みながら。
それじゃ、又ね。元気でね。