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空を飛ぶ夢 かな?

ついこの間空を飛ぶ夢を見ました。

でもあれを飛ぶ夢と言っていいものかしらん。


夢の中で目が覚めると知らない天井、知らない部屋。

森に囲まれた野原にポツンと建っているペンションみたいな大きな家で。知らない人ばかりが数人泊まっていました。


何日か泊まるうちに顔ぶれが変わり。

ある時皆が居間に集まって話をしている最中に一人が急にふわっと宙に浮き上がり始め、そのまま幽霊のように天井をすり抜けて行きました。


驚いていると私まで浮き始めます。

そこにいた人たち皆が喜んで

「やっと思い出した?」

と言って何やらカバンを持たされて、

「あなたが死んで随分経っているから。」

「あなた、死んでからもずーっと寝続けて。旦那さんも娘さんもとっくに天国に行ってるからね。皆もう待ちくたびれてるはず。」

とか教えてくれました。


どんどん高く飛んで、周囲の牧歌的な風景が遠ざかると見えてきたのはビルの群れ。

新宿か渋谷の雑踏みたいな通り沿いに役所があって持たされたカバンを渡して転入手続きをしました。

そこの事務員にまで

「来るのが遅過ぎです」

と文句を言われました。でも起きたの数日前だから仕方ないでしょう?


地図を渡され、そこが割り当てられた新しい住まいですと役所を出されて。

場所がわからずウロウロ。すると親切そうな人が手を引いて案内してくれました。


「ここですよ。」

と着いたのは今現実に住んでいる家の前。ドアを開けると家人が飼い猫のハナとツキの二匹を抱いて廊下に立っていました。すごい不機嫌な顔をして。

「なんでこんなに遅いんだよ。随分待ったんだぞ」

と怒られて

「ごめんごめん。起きられなくてさー」


で目が覚めました。


なんだかすごく変な気分でした。

これは夢の続きなんだろうか、現実だよねぇ?








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