いらん知識袋
題名は私の別名です。
凡そ何の役に立たないことばかり頭に残っているものですから。
例えば。
第二次大戦下のヨーロッパの一部(特にドイツの占領国)では紅茶やコーヒーが入手しにくくなり、
コーヒーの代用品として
黒く炒ったタンポポの根や麦(麦茶ですね)、豆が使われ、
紅茶の代用品としては
バラの葉やハーブティーが使われたとか。
クリームソーダはアメリカのドラッグストアの店員が客の注文したソーダの上にうっかりアイスクリームを落としてしまって出来たもの。
大人気になったクリームソーダは安息日である日曜日に食べるにふさわしくないと考えた一部の牧師が自分の教会員に禁止した(何てくだらない理由だ)。
それであるドラッグストアが日曜日向けに「ソーダ水抜き(ソーダ用シロップのみをかけた)アイスクリーム」を売り出し「アイスクリームサンデー」が出来たとか。
古代ローマでは卵を茹でずに熱い灰の上を転がして作っていたとか。
同じく古代ローマでは食材としてウツボが人気で池で飼っている貴族が結構いて、中にはペットとして可愛いがった人もいた(悪趣味!)とか。
中世イギリスの王位争いの最中、一方の王子がうなぎに当たって死亡したとか。
要するに割と知られている主に食べる系のあれこれです。絶対試験には出て来ません。
あとは
筋肉の収縮は体内電気によるものだとか
アメーバの飼い方とか
粘菌の細胞構造とか
知ってるからって何になる?
もしくは常識でしょう?の範囲です。
子どもの夏休みの自由研究のヒントくらいにはなったかな?
そのくらいしか役に立てませんでした。
どんなことをしたかといいますと。
灰の結晶を作ってみてそれが燃えるか試させたり
もやしを作ってからそれを外に出して日光に当てて育てたらどうなるか観察したり。
綿から糸を紡いでみたり晒しを使って草木染めをしてみたり(同じ木の皮やドングリでも発色剤にミョウバンを入れるか鉄分を加えるかで色が変わります。捨てようと思っていた古鍋が役に立ちました)。
大きい地図を沢山コピーして厚紙にはり、等高線で切り抜いて積み重ねて土地の立体模型を作ったりも。
今日娘と話をしていてそんなこともあったね〜と思い出したつれづれです。
ちなみにこのいらん知識袋は誰かに何かを言われて、思い出さないと出てきません。