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おまじない

おまじない と聞いて何を思い出すかと言えば

「痛いの痛いの飛んで行け」です。


私は小さい頃やたら転ぶ子でしたし、娘たちも小さいケガはしょっ中でしたので。


あとこれはどこから教えてもらったのか不明なんですけれど遊びで草花を折り取る時や木の実を取る時に

「○○(草花や木の名)、全部は取らんし少しおくれ」

と言ってました。

これは誰に教わったか覚えていません。

でも多分遊び仲間の誰かが近所の農家の人に教わったんだろうなぁとは思います。


大切にしていた物がなくなっていくら探しても見つからない時はある時点で諦めることを祖母から言われました。なにかしら持ち主にとって悪い物事や運(俗に言う厄)を替わりに持っていってくれたのだよ、と。


この間、沖縄のおまじないを一つ教えてもらいました。新しい衣類を着る前にその衣類で家の柱に軽く触れて

「ちのー(着物)やふぁやふぁ(柔らかに)どぅー(胴。身体)やかたかた(強く)。(又はがんじゅー『頑丈』)」

というものです。

「着物はいくら破れても良いが身体は強く健康に」

という願掛けです。


もう一つ。沖縄では人があまりビックリすると魂をそこで落としてしまうと考えられています。

無論、魂を落としたままにしておくのはよくありません。

それで落としたと思われる所に行き(場所がわからない時は家のトイレでします)、魂を身体に戻すおまじないがあります。

魂のことを「まぶい」と言うので、この魂込めのことは「まぶいぐみ」と言います。

洗った米や塩などを用意して「まぶやーまぶやーうーてぃくうよう(たましいよ追っておいで」と言う文言が可愛いです。


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