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騙された・・・  作者:
4/30

過去から現在まで④


「し、失礼致しました!本庁の方でしたか・・・」


《今日は非番だから、こんな格好だけどな》



ありゃぁ、このにーちゃん、警察官だったかぁ。


ちょっとまずったな。


まぁ、とりあえず、交番のあんちゃんに後は任せて、


ばあちゃん連れて帰るかな。



【あんちゃん、とりあえず、後は任せた!!


 ばあちゃん連れて、家に帰るねぇ~】


《ちょっと待て、おまえも立派な関係者だから、


 事情聴取が終わらねぇと帰れねえぞ。


 それから、被害者のばあちゃんにも状況聞かねぇとな。》


【・・・あんちゃん・・・それってマジ?】


「残念だけど、本当のことだね。」


【ウソでしょぉぉぉぉぉ!!!!】



結局、交番まで連れて行かれて、


解放されたのは、18時でした・・・。



《おまえ、どうやって帰るんだ?》


【そりゃ、もちろん、歩いて帰るに決まってるじゃん。


 あ、そうだ、あんちゃん!


 だれか、ばあちゃん送って行ける人いない?】


「ちょっと待ってもらえれば、俺が送って行ける。」


【じゃぁ、お願いしていい?


 うちで、ばあちゃんが待ってるから、急いで帰るからさ。】


《おい、俺が送って行く。


 ついでに、おまえも送って行くぞ。》



げぇ。。。送ってくれなくていいんだけどなぁ。


メンドクサイから、逃げちゃうか。



【ん~・・・結構です・・・。


 ということで、ばあちゃんだけお願いします。


 それじゃぁ~~~】



返事を聞くまでもなく、ダッシュで逃げた。



この時のことが原因で、数年後にひどい目に合うなんてことは


予想もしてなかったけど。



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