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騙された・・・  作者:
2/30

過去から現在まで②


進路について、あーでもないこーでもない、と思いながら、


路地を歩いていた時、近所のオバちゃんが私に向かって・・・


「目の前に走っていく男、捕まえて!!


 角のおばあちゃんのバッグ、ひったくったのよ~!!」


って叫んだ。


はぁ?!ばぁちゃんのバッグ、ひったくっただって?


ふざけんな、あんな優しいばぁちゃんにそんなことする奴、許せるかっての!!



『そこ、どけ!!』


【どけって?犯罪者の癖に、偉そうにすんな!】


『うるせぇ!』



無理矢理、私の横を通り抜けようとする、ひったくり犯だったが、


そう簡単に、私の横を通れるかっての。


これでも、柔道は黒帯だし、剣道だって、段を持っている。


か弱い女の子だと見くびっているようだが、甘いんだよ。


足元が、がら空きだっつーの。



隙を突いて、足を横に出してやれば、あら、素敵w


キレイに、前のめりに倒れて、アスファルトの道路に、顔面強打して鼻血なんか出してるわ。


あ~、はいはい、とりあえず、逃げられないように、腕を取っておくか。



【オバちゃ~ん!捕まえたから、早く警察呼んで~】


「今すぐ呼『だぁぁぁぁ!!いてぇ!!』


【うっさい!この馬鹿オトコ!大人しく、捕まっておけ!」



なんて、制服姿でやってたら、目立ってたらしく、


周りにいた人垣の中から、結構若いにーちゃんが慌てて出てきた。



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