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騙された・・・  作者:
19/30

訪問者①


二課に配属されてから約1ヶ月。


色々な事件が立て続けに発生して、何とか、全てを解決し、


久々に、みんな定時で帰宅できることになったある日・・・



『せや、そういや、こいつの歓迎会しとらんかった。』


【相変わらず、人のことを指差すんですね、天王寺さん。


 礼儀がなってないから、やってはいけませんって、


 小学校に入る前に、教えられませんでしたか?】


『そんなん、気にせんとええことやん。』


『おまえな、最低限のマナーぐらい守れ。』


『そうですよ~、仮にも、女性なんですし、マナーは大事ですよ。』


【いや、瑛希君?女性だからとかじゃなく、人としてね・・・】


『・・・そんなことよりも飲むの・・・?』


『せやせや、せっかく、定時上がりなんやし、飲みに行こうや。』


【単に飲みに行く口実が欲しかっただけでしょうが・・・】


『いつものモンステですか?』


『そこ以外に、どこがある。』


『久々に、ボスの手料理とかはいかがでしょう。』



その一言に、みなの目が輝いた。


え?!何で、そんなにノリノリなの?


桐沢警部の手料理って、そんなにおいしいの?


おいしい料理を思い浮かべて、思わず、よだれが垂れそうになる。



『月ちゃん・・・口パカッと開けて、よだれ垂らしそうになってるよ・・・』


『・・・食いしん坊万歳・・・』


『おまえ・・・ボスよりも手料理か・・・』


『色気の無いことで・・・』


『んなら、ボスの家で決定や!!ほな行くで。』


《しょうがねえなぁ・・・》



と、いうことで、桐沢警部の家に向かうことになった。


案の定、タイミングよく現れた忠信にいさんも行くと言い出し、


ついてくることになるんだけどね。



(てか、宿直当番はいないんですか~?


 いえ、いるはずなんですけど、うまい具合に捜査一課の新人に押し付けたらしいです。)



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