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騙された・・・  作者:
18/30

配属される(オマケ)


翌日、登庁して気がついた・・・


もしかしてもじゃなく、今日って、忠信にいさんの誕生日。


うん、見なかったことにしよう。


そう、プレゼントを抱えて待ち構えている、お嬢様方と、


嫉妬に狂ったような目で見てくる、お姉さま方が、


二課の前で、今か今かと待ち構えているなんて。



忠信にいさんと、仲良くしているわけではないですよ~


だから、私と仲良くして橋渡ししてもらおうなんて考えるのは、間違いですよ~


あ、もちろん、あんな女ったらしと付き合ってるわけでもないですので、


嫉妬に狂って、攻撃するのもお門違いですからね~


って、思って言っても、聞く耳持たない方に通用するはずは無いですね。


それは、数年前に実証済みですし。



さて、どう対応するのが、今後のことを考えて、


波風立たなくていいかと、立ち止まって考えてみた。


妙案は出ない。


そんなことをしていたら、後ろから・・・



《俺のを困らせるんじゃねえ》


とか、


『・・・邪魔・・・』


とか、


『わたくしでよろしければ、お相手いたしますよ。』


とか、


『こんなところに来るなんて、よほど、頭が足りないんだな。』


とか、聞こえてきた。


あれ?若干、疑問を覚える言葉があったけど?


俺のとか・・・俺のとか・・・


あ、俺のところの部下をって意味ですねぇ~



ん~、でもその言い方だと違う意味に取られかねないので、


教育的指導!!



【だ~れが、俺のモノじゃ~!!】



はい・・・こういえば、かかってくるって、わかってたんですね。


人が悪いです!!き・り・さ・わ・か・ち・ょ・う!!


そのまま、米俵のように、抱えあげられて、二課の中に連れて行かれることになり、


しばらくの間、噂になりましたよ。


「二課には強いけど、単純で課長のオモチャ扱いの新人が配属された。


 個性の強いイケメン二課の面々にも、拒絶されることなく、馴染んだ、すげえ奴で、


 そいつに危害を加えようものなら、二課から一斉攻撃される。」ってね。



それ、絶対に、ち~が~う~か~ら~!!



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