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騙された・・・  作者:
13/30

配属される④

わかった、まともじゃないなら、相手にするのは後回し。


とりあえず、上司に挨拶するのが先だ、先!


で、特命二課の課長さんは、話からすると桐沢警部ってことらしいが、どこに?


席には、いらっしゃらないようだけどなぁ・・・



『おい!俺のことは無視するんか?!』


【あぁ、すいません。


 上司への挨拶が先だと思ったもので。】


『・・・ところで、あんた誰・・・』


『そうだ、おまえは誰だ。


 不審者ならば、出て行ってもらおうか。』



そんなやり取りをしていると、衝立の奥から、ボソリと声がした。



《あ~、おまえらわりぃな。


 今日から、新人が入るっつーの連絡し忘れてた。》


『ボス・・・、そういう連絡は、忘れないで下さい。』


《わりぃ、わりぃ。


 で、俺のデスクの上にある、あの山は何だ?》


『いや、そんなんより、これこれ!!』



おい、ソコの関西人、私を指差すな・・・


まぁ、こいつは無視して、まずは、挨拶だな。



【衝立の脇から失礼します!


 特命二課課長の桐沢警部でいらっしゃいますね。


 本日よりお世話になります、野々村月子巡査長であります!!


 ご指導のほど、よろしくお願い致します。】


《おうよ、6年ぶりか、お嬢ちゃん。


 ここで、頑張ろうな!》



ニヤリと笑った、そのオトコは、6年前のひったくり事件の時に出会った、


若いにーちゃんだった・・・。



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