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騙された・・・  作者:
10/30

配属される①


こうして、署長に騙された私、野々村月子は、


今日から悲しくも、警視庁の特命二課の所属となってしまいました。


で、特命二課の担当範囲がなんなのか、私はまったく知りません。


それに、どんな人がいるのかも知りません。


まぁ、行ってみればわかるか、なんて、のほほんとしていたのが馬鹿でした。



4/1に警視庁へと登庁すると、


まず、浮き足立ってる女性陣のお姿が。


ん~、春の人事異動でくるイケメン狙いで浮かれてるのかな?


ま、私には関係ないってね。



「ねぇねぇ、二課の桐沢課長、見かけた?」


「ん~ん、私も探してるの。」


「じゃぁ、野村警視は?」


「見かけてない~」



はて・・・


ものすごく、嫌なキーワードが聞こえましたね。


二課に、野村・・・



「そういえば、二課に新しい人員が入るんだって。」


「それほんと?イケメン二課に入るって事は、いいオトコってことだよね。」


「それがさぁ、オトコじゃないらしいんだって!!」


「なにそれ~!ずるい~!」


「私達が異動願出しても、却下されるのに、その娘は許可されたの~!?」



ぎくっぎくっ・・・


イケメン二課・・・


女性は許可されていない・・・


それって、ものすごく、やばい立場に立たされてる?


いや、疑問系じゃなく、マジでやばいじゃん。


ソコに、忠信にいとの関わりがばれた時には・・・


(ぶるぶる)


考えたくも無い修羅場が待ってる。



とりあえず、この場は、逃げるに限る。




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