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逆行  作者: 全
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1「喪失」

適当

帰りのホームルームが終わると、教室の中が騒がしくなる。


俺は気にせず教室を出る。


教室を出て、階段を降り、下駄箱につく。上履きを脱ぎ、下駄箱から自分の靴を取り、上履きと交換する。


靴を履き、学校の外に出る。


自転車置き場に向かっている途中で、体育館の前で体育の先生が何やら話しているのを見かけた。


気にせず進み、自転車置き場につき、自転車に鍵を戻す。自転車を漕ぎ、学校の外へと向かう。


校門を出て右に曲がり、30mほど進む。その後、右に曲がり、ここから長い道路を沿って進む。


10分くらい走り、信号を待ち、左へ曲がる。


少し走って、信号を待ち、右に曲がる。


家が見えてきた。


家に着く。


自転車を置き家に入ると、熱気がまとわりついてきた。


ああ暑い暑い。カバンを持って2階に上がり自分の部屋に駆け込み、急いでクーラーをつけた。


22度。風力最大。


これでも涼しくなるのに3分は要する。


スマホをポケットから取り出し、SNSを眺めながらうちわで仰ぐ。


早く涼しくならねーかなーと思いながら。


そうしているうちに、だんだん涼しくなってくる。


あとは水分と汗だ。


汗だくだったのでタオルを持ってきて拭いた。


冷蔵庫から麦茶のペットボトルを取り出し自部屋に持って上がった。


3時間くらい経つと、親が帰ってくる。


親が帰ってきて、すぐご飯ができて、食べに降りる。


今日はすき焼きだった。


今日は特にスープが美味かった。大満足。


食べ終わった後風呂に入り、上がった後はすぐ寝た。


ベッドの横の電子時計は7月20日21:30を示していた。


明日から始まる夏休みに期待を寄せて眠りにつく。


:::::


目が覚める。


今日から夏休みが始まることを思い出す。


疲れが溜まっていたのか睡眠が足りなかったので二度寝をすることにした。


:::::


起きる。電子時計を見ると10:30を示していた。


寝過ぎちゃったかなと思いながら階段を降りようとしたが、


スマホから電話がかかっている音が聞こえた。


電話に出た。友達からだった。


「おい、どうしたんだ。風邪でも引いたのか?」


俺は「なんで?」とかえした。


そうしたら…


「今日学校だぞ。みんな来ないのを心配してる」


今日が学校?何を言って…昨日終わって今日から夏休みのはず…


そう思ってスマホの起動画面を開いた。すると


7月20日10:35 を示していた。


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