「想いが記録を超える時 ― 終焉神との対話」
「想いが記録を超える時 ― 終焉神との対話」
果てなき空間、記憶と存在の狭間。
その中心に浮かぶ、巨大な“瞳”――終焉を司る神の意識が、連たちに問いかける。
● 対話:神と人の境界
終焉神(記録の声)
> 「なぜ、そこまでして抗う? 愛も命も、いずれ失われるもの。
それを知ってなお、なぜ『続けたい』と願う?」
連は、一歩前に出た。
赤く揺れる瞳に、自らの意思を込めて答える。
連
「……失うと知ってても、大切な時間だったって思えるからだ。
一花と二葉と過ごす一瞬一瞬が、俺にとっては全てなんだよ。
だから、終わりが来るからって、それを始めない理由にはならない」
一花も微笑む。
一花
「誰かと心を通わせること、ぬくもりを分け合うこと――
それが錯覚でも幻でも、私は信じたい。だって……私は、お兄ちゃんを愛してるから」
二葉も静かに頷く。
二葉
「記憶が消えても、想いは残る。
私は信じてる。“私たち”でいられる限り、終わりなんて怖くない」
その言葉に、終焉神の瞳が揺れた。
一瞬だけ、記憶の花が世界に咲き乱れる。
終焉神
> 「……ならば、“この世界の形”を示せ。
想いで作る未来が、我が記録を超えられるというのなら――
試練を越えよ。“記録にない選択”を見せてみよ」
● 試練:終焉神の記憶世界
終焉神が示したのは、ある一つの選択。
それは“誰か一人”が記憶と存在を引き換えに、未来を救うというもの。
つまり、誰かが消えれば、他の2人は幸せになれるという選択肢。
だが――
連「そんな選択肢、選ばない」
一花「3人でじゃなきゃ、意味がないわ」
二葉「何度だって言うよ。――3人一緒じゃなきゃ、意味がない!」
その瞬間。
3人の胸に刻まれた神の紋章が輝き、共鳴を起こす。
終焉神
> 「記録にない選択……存在しないはずの“全員の幸福”を、
汝らは願うのか……?」
3人の瞳が真っ直ぐに神を見据える。
連「願うんじゃない。掴み取るんだ、3人で」
そして、記憶の神・記録の神・終焉の神――
それぞれの残滓が、連たち3人に宿っていく。
新たな力、新たな物語の始まり。




