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夢での出会い2

「この世界はの、古き神が作ったものじゃ。

 その神については我らもよく分かっておらん。

 ただ力があったことは確実じゃ」

神様が言う古くとはいつ頃なのか想像もつかない。


「神が世界を作るなど、そう珍しいものではない。

 誰しも一回は作ったことはあるものだ」

神様の事情は分からないが、そんなにポンポン世界が作られているのだろうか?神様の感覚は分からない。


「だからの、作るだけ作って放っておく事など良くあるのだ。

 創造神がいなくなった世界は大抵は他の神のおもちゃにされるものよ」

随分勝手な話だ。

作られた側としてはたまったものではないだろう。

この世界も作った神様は。。。


「そうじゃ、ここにはもう創造神はいない」

私の心を見透かした様にセレスは告げる。

「安心せい。ここは誰のものにもなっとらん。

 最初に言ったであろう。『この世界を作った神は力があった』とな。

 どういう訳かこの世界に我らは普通には干渉できん。

 防御機能がある感じかのう。特別なんじゃよここは」

なるほど、それなら安心なのかな?

うーん、やはり話が壮大すぎてよく分からない。


「しかし特別が故に色々な神々(やつら)の興味を引いてしまうのだ。

 見ているだけのやつ、我みたいにちょっかいだすやつが大半だが、中にはこの世界を自分のものにしようとしている傲慢なやつもいる」

やはり安心出来ないんじゃ。。。

でも干渉できないのにどうやって自分のものにするんだろう?


「フフフ、そこがこの世界の面白いとこよ。

 普通の方法では干渉できんと言ったが、方法がないとは言っとらんよ」

ん、さっきからなんか。。。

「別に心を読んでいるとかではないよ。お主の考えが勝手に漏れ出ているだけのことよ」

「それって同じ事じゃない!!」

私が思わず叫ぶとセレスは楽しそうに笑った。

「思考が漏れ出ん様に我慢せい。

 話を戻すぞ。世界に干渉する方法はの、生命の思いを通して行うのだ。

 お主たちが魔法と呼んでいる現象として世界に干渉するのだよ」


「偉そうに説明しておるが、この魔法という干渉方法もこの世界に機能として仕込まれていたものよ。

 生命の思いを通した時点で、こちらの意図とは違った力に変換されるでの、思い通りに干渉出来る訳ではないのだ。

 我々はこの世界の創造神の手のひらの上で踊っているに過ぎんのだ」

そう言うとセレスは自嘲気味に笑みを浮かべる。


「ここまでが我々とこの世界の事情だ。

 もう分かっていると思うが、魔法でしか世界に干渉する方法がないゆえ神と人は普通は対話することなど出来ん。

 ここからは我とお主が言葉を交わせる様になった経緯を説明してやろう」

正直もうお腹いっぱいという感じだ。

「まぁ、そう言うな。

 我も興が乗って来たところよ。

 もう少し我の語りに付き合うが良い」


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