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第九話・実験台にされるドリルさん


魔法は日本に住んでいた頃にあった物に例えてしっかりイメージしてから試すと懐中電灯やサイリウムも上手くいって私はかなり順調に光魔法を習得中。

よし!聖魔法も頑張るぞー!!


「ドリルさん!他に怪我はないですか?」


「…ないですね。なんなら古傷までなくなりましたよ…」


「怪我はない。じゃあお肌のダメージ回復とか髪の修復を…」


「俺は見た目とかあまり気にしないからお任せで…」


「じゃあお肌ツルツルたまご肌!!髪は天使の輪を添えて!!」


指先をドリルさんに向けてくるくるりと回せば10歳ほど若返ったピカピカのドリルさん。

これなら自分にも使えそう!と実験成功した暁に自分にも同じ魔法をくるくるり。


「どう?若返ったかな!?」


「ミノリさんは元々30代に見えませんでしたが20代前半でも通りそうな感じですね。ドリルさんも若返りましたよ。で、僕にはまだですか?」


「リーフリー先生は若いじゃないですか!!」


「ドリルさんの方が僕より若いですよ。なんならミノリさんとドリルさんは1歳差でしょう?」


私は32歳、ドリルさんは33歳、ならリーフリー先生は33歳以上…?

小柄な身長と大きな眼鏡、腰まである長い三つ編み、顔は綺麗系ということもあって年齢が読めない。


「改めまして、僕リーフリー・リックリートは今年40歳になりました。…さあ、先程の魔法を僕にも掛けてください!!」


「え〜…今でも若いから良いじゃないですか!40歳には見えませんよ??!」


「結構努力してますからね。…水魔法の魔石あげますから…ね?」


「うわぁ…物で釣ろうとしてるー!でも欲しいからやりましょう!!」


先程ドリルさんに掛けた魔法より更に若く見えるようにイメージして魔法を掛ける。



「さぁ!新しい顔よ!!ベビーフェイス!髪ツルスベサラサラのツルピカリーン!!」



魔法名はハゲ魔法っぽいけど長い髪がサラサラになるイメージをがっつりしていたからリーフリー先生の髪は全くハゲなかったよ。


ご覧頂きありがとうございます。

特に問題なければ十話は明日の0時更新予定です。

【第十話・王族の方々とお食事(前編)】お楽しみに♪


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