表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/31

第二十五話・王妃様とお茶会


翌日急遽開かれた王妃様とのお茶会。

メンバーは王妃様、リーフリー先生、私、ハンナさん、ドリルさん。

第一王女様は今回不参加で王様と王子達は職務が終わり次第参加予定…とのことで最低限の人数で行われるお茶会が予定されている。

事の発端はリーフリー先生が回復キノコ茶についてハンナさんに話し、ハンナさんが幼馴染でもある王妃様に雑談として話したから。


「…今回は来てくれてありがとう。楽にして良いわ。」


「「「「ありがとうございます。」」」」


「それで、回復キノコ茶について色々聞きたいんだけど…」


「王妃様、前のめりし過ぎです。」


「あらごめんなさい。栄養価が高いみたいだから美容にも効果あるのでは…?とハンナから聞いたものだからつい。」


「私のせいにしないでください。」


「えぇー…でも言ってたじゃない。あ、このお茶会は必要最低限しかいないから本当に楽にしてね。護衛は扉の向こうと窓に配置されてるから声は聞こえないわ。」


王妃様はそう言ってハンナさんが用意したクッキーをパクッ。

私達にもおすすめのお菓子を勧めてくる。


「王妃様、この回復キノコ茶は現段階ではミノリさんしか製作出来ないのでまだ周りには広めないでください。」


「あら、そうなの?回復キノコ茶に関しては栄養価が高い、美容に効果あるかも?とのことだったからお茶会でも開いて仲良いお友達に教えようと思っていたのだけど…」


「乾燥に関しては火魔法と風魔法の併用、水魔法、自然乾燥の3パターンが使用出来そうですが、毒を抜き栄養価を高めるには聖魔法が必要となります。聖魔法を使える者は他の魔法より少ないことからある程度他の聖魔法保持者に指導してから公表しないとミノリさんの負担が重くなります。」


「それなら聖魔法使える者を集めないとね。」


「それに関してですが市井の者から募っても良いかもしれません。鑑定する必要はありますが市井の者はある程度お金を持っている者しか鑑定をしたことがないと聞きますから、実は聖魔法の素質ありの人がいるかもしれません。」


「え…なら孤児院の子ども達の中にも聖魔法保持者がいるかもしれないってことですか?」


「可能性は多少ある程度です。基本的に神殿で献金して鑑定というのが今の状況だからお金がなければ自身の属性魔法を調べることが出来ず、魔法使いの知り合いでもいなければ魔法を一度も使わずに一生を終えることもあるんですよ。」


「リーフリー先生、じゃあ調べてもらう人はどんな人ですか?」


「王族や貴族は余程のことがない限り調べてもらうし、騎士や魔法使い、冒険者といった職を目指す場合学校やギルドで調べてもらう機会がある。それ以外なら興味本位で商人や学者が調べてもらったりくらいで何かしら魔法を学びたいと思わないと調べてもらうような人は稀です。」


「じゃあ私達に協力的な方を鑑定してもらいましょ。リーフリーさん、貴方他の魔法の有効活用も考えて頂戴。」


「承知致しました。ミノリさんも協力してくれるかい?」


「勿論!」


私が頷くとリーフリー先生はホッとした顔をして王妃様の方を向く。


「…あら、夫と息子がようやく来たみたいよ。」


いつの間にか一時退出していたハンナさんが王妃様に耳打ちをした後、王妃様はそう言って笑った。


ご覧頂きありがとうございます。

特に問題なければ二十六話は明日の0時更新予定です。

【第二十六話・王妃様達とお茶会】お楽しみに♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ