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第十八話・いでよ!!聖魔法パワー!!


「魔法使わないと掘れないくらい表面の土は硬いけど、掘り進めた中の方はパラパラで栄養が足りてない感じだなぁ…」


「どうにかなりそうか?」


「今は私が聖魔法使えるから大丈夫だけど、将来的には肥料撒いた方が良さそうかも。」


カルロス王子達とやって来た畑予定地の土はかなり硬い土みたいで土魔法を使える護衛の方に頼んで大正解。


「じゃ、聖魔法掛けていきます…!」


土魔法で耕された土は今の段階では栄養がない。

だから時折休憩を入れつつ、私は土が栄養たっぷりのふかふかで良い土になるまで魔力を注ぐ。


「そろそろ大丈夫そうです!」


「…あ、そう?水、ありがとうございます!」


「いえいえ、少し休憩していてください。」


「疲れただろ、これでも食べてろ。」


水魔法を使える護衛の方から水を出してもらい手を洗うと、カルロス王子がポンっと手の平に包みを乗せてきた。

開けてみるとドライフルーツが一握り。


「ドライフルーツ、ありがとうございます!!」


「頑張ってたからな。さ、次は俺が種を植えるんだっけ?どの種をどこにどれくらい植えるのかとか分からないから詳しいやつ!手伝え!!あと少し混ぜてから種植えた方が良さそうだから土魔法使えるやつは良い感じにしろ。」


大抵の護衛騎士は貴族だったりするがドリルさんのように平民だけど実力で上り詰めた者もいる。

ここでは農家出身の護衛騎士がテキパキと指示を出しながらカルロス王子に手本を見せていた。




♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢




「動いた後の食事は美味いな!!」


「まだ終わってませんけどね〜。まあ魔力も大分回復しましたし、午後の魔法も大丈夫そうです。」


お昼を挟んで水魔法を使える護衛騎士の方が土地に程よく水を撒く。

植物の栄養剤の魔法でも…と思ったけどやりすぎタイプの私はマンドラゴラのことを思い出して開いた口を閉じ、先程みたいに農家出身の護衛騎士に見てもらいながら次の聖魔法と光魔法を使う。


「じゃ、成長促進の魔法を掛けていくので少し下がってくださ〜い!!」


「「「「はーーい!!」」」」


今から使う魔法は某アニメ映画の木の実の成長シーンをイメージしたもの。

聖魔法で栄養と成長、光魔法で太陽の光と光合成を組み合わせた良いとこ取りみたいなことをしたい。


「のびーるのびーる…ストップ。」


背伸びをするポーズで左右に揺れて発芽をイメージ!

そして小学生の頃、夏休みにしていた体操の深呼吸で曲が終わるのを参考に「ストップ」でゆっくり深呼吸を終わらせる。

少し奇妙な動きをしていた私をカルロス王子は不思議な目で見ていたけれど種が発芽し、収穫期の少し前で止まったのを確認して私と植物を二度見ならぬ五度見くらいしていた。



「さ、多分残り数日くらいで収穫出来ると思うので残りは孤児院の子どもたちに任せましょ。この間にも一部の護衛の方々が追加資料作成中みたいだし、私達も王妃様に報告しに行きましょうか。」


振り返った私はカルロス王子と護衛騎士の方々にそう言ってズンズン先に歩いて行った。


ご覧頂きありがとうございます。

特に問題なければ十九話は明日の0時更新予定です。

【第十九話・今回の孤児院の報告】お楽しみに♪

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