決着
「クソが!」
坊主の男は逃走を図る。が、あらかじめ潜伏していたトロスに止められる。
「くそ!」
坊主の男は向きを変え逃走しようとするが、トロスが後ろから捕縛した。
地面に倒れ込んだ坊主の男は、もう1人の男に助けを求める。
「おい、お前!早く俺を助けろ」
その言葉を聞き、黒いフードの男は動き出した。だが、ドラゴンもまた動き出しており、その男の前に降り立った。
「…」
男は一瞬ドラゴンを見たが、無視して歩き始めた。
少し苛立ちを覚えたドラゴンは口の中に火をためる。
「はぁ…」
フードの男は、ドラゴンが何かしようとしていることに気づき、男は仕方なく反撃に出た。フードの男は地面に落ちていた石を拾い、ドラゴンに向けて投げた。
「?」
誰も想像していなかったことが起きた。石がドラゴンに触れた瞬間、ドラゴンの体には大きな穴が空いた。
「仕方ない、今回はここまでか。じゃあね。勇者たち。」
黒い霧がフードの男に覆い被さる。
「まて!お前名前は!」
「魔王サルテン…」
そう言い残し、男は消えて行った。
「シェンラー、魔王って…」
「後で説明する。それよりも先にアタラを」
アタラは教会で僧侶の治療で回復し、しばらくすれば目を覚ますと言う。ダンジョンでの出来事はギルド側に責任があると発表し、今後この様なことが起こらない様に尽くすと発表した。坊主の冒険者は捕まり、ダンジョンは閉鎖された。ダンジョンの主を失ったため、崩壊の危険性があるのが理由らしい。魔王サルテンに関してだが、現在わかっているのは本物の魔王の可能性が高いと言うことぐらいだ。
長期休暇について。長い間ご視聴いただきありがとうございます。まだ終わるわけではありませんが、ちょっとプライベートで集中したいことがあるため、しばらく休みます。
次回新章「アルガ帝国暗殺者編」です。




