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三十五話 アーライナ魔窟2階層一

 装備を新調できたことだし、扱ったことのない曲刀なんて品物も意図したわけではないが手に入れて兄妹も満足そうなのでまぁ、練習のつもりで扱ってみようと思い剣を背中に背負うように装備する。


「顔を見れば不満そうなのは分かるけど実際曲刀は頑丈だし、使い勝手はあれだけど練習と思っていろんな武器を試せると思ったら安い買い物だったぞ?」

「そうですか…もう少し細くてなんでも斬れるようなものが理想ではあります。理想と言うか憧れですけど」


 フレイさんはもう武器を買ったというのに槍の良さを伝えようとしてきて、それはスルーしたけど今回買ったのは短槍ではなくちゃんと長い槍だったのでそれを指摘すると、よくぞ気づいてくれましたと言わないばかりに見せてくれる。


「これはね!元々欲しかったんだけどさすがに金貨1枚は高すぎるし良いものを買ってもどうせスライム狩りするんじゃな~って思ってたんだけど3階層に行くなら短槍じゃない方がいいだろうってレッドも言ってくれてね!値切って銀貨80枚だよ!どう?リアラちゃん!」

「前のよりかっこいいと思います!」

「お前らなんか話ズレてね?というかリアラは見た目の良し悪しでしか武器を選ばないのか…」


 私はそもそもどんな武器が良いのか分からないし、フレイさんもかっこいいと褒めると「でしょ~」と喜んでるから多分かっこいいって言って正解だと思うのだけど。

 レッド君はあれかな性能が良ければ見た目が変でも使うタイプなのかな。今後出てくるかは分からないけどダサい見た目のものが宝箱から出てきたら優先的に譲ってあげよう。


 二人には籠手をメンテナンスしてもらってると言って明日にはダンジョン行けることを伝えてそこで情報のお金を分配して別れ。私はゴドさんの所に寄り籠手を回収して背中に剣を背負ってるとナップサックが途端に邪魔になるなぁと思いながら荷物を詰め込み馬屋に帰る。


 一応新しい武器なので試し振りをしつつ、その際に足蹴りもどう混ぜて動こうかと考えると変な動きになって転んでしまう。

 籠手をしつつだとちょっと柄を握りづらいと感じながらも慣れだと思い振っていると思ったよりサイズが合ってるからか使いやすい、なんだろう?素人ながらだけど剣の重心が曲刀だからなのか刃に伝わりやすい。

 握りが甘ければ少し扱いずらいと思っていたけどずっと振っていたらそんなに悪い物でもないなぁと思い始めてくる。

 試しになんちゃって魔導こと言霊を乗せて振ってみたりもする『威力を増して』『早く振る』など試すがそうすると威力は上がってそうなのに、どうにも思った通りに行かない。

 私が想像するのは一瞬で数体を相手にしても切り伏せるくらいの剣技なのだけど、単純に技量が足りてないのか。想像する人物がなんちゃって魔導や魔導を使わずしてあそこまで研鑽して辿り着いた境地なのか…。


 練習して調子が良さそうだったと思った言霊は『斬り捨てる』とシンプルなもので、それだと純粋に速くなるし威力もあるなぁと思ったくらいで練習をやめて藁で休んでるとウィルスさんが食事を持ってきてくれた。

 予算的に金貨2枚くらいは持ってるから宿で泊ってもいいんだけど、次は鎧を買わなければと思うとまだ節約してたい、貧乏性な私を許してほしいと思いながらもご飯は美味しかったです。


 あとは適当に素振りをしつつ体の怠さにも慣れつつ朝を待って。二人が迎えに来るまで剣を振り続けてレッド君達が迎えに来たら私たちは再びダンジョンに潜りに向かう。


「リアラちゃんて頭良いし優しいのにさー、自分のことになると厳しいよね?」


 フレイさんが唐突に言ってきたことに心当たりがないから首を傾げてレッド君を見るとフレイさんの言葉に同意するように頷いているからそう感じるなにかがあるみたいだ。

 あまり二人とは関わってないしそんな優しい一面を見せたこともないような気はするが。自分に厳しいというのは二人が来ても剣を振って練習してたことだろうけど、これは一週間寝たきりだったから体をちゃんと動かせるかの調整だったし。


「その分、俺やフレイがちゃんとしてればいいだろ。フレイの心配は分かるけどさ」

「えー、私たちが生きてる間だよ?それ言えるの」


 急に話が重たいな。もう少し軽い頑張りすぎじゃない?みたいなノリかと思ってた。


「私は一応あれです。目標みたいなものがありますから、敵というか魔物を数体一瞬で倒せるくらい強くなりたいです」

「目標か…その目標の難しさはすごいけど、俺とかはダンジョンで1年は遊べるくらいの貯金が欲しいなぁ」

「レッドのは分かるけどリアラちゃんのは何年ダンジョンに潜る気なの?もっと楽しいこと目標にしないー?」


 目下気になるところではダンジョンの上位陣だ、多分ダンジョンの現在で分かってる最下層34階層並みに潜ってる連中は相当に強いはずなので、そのメンバーは気になる。

 それと組合でスライムの変異種魔石が20階層並みの大きさと言ってたのでこれを基準で例えるなら20階層以降はあのスライム変異種クラスの敵がはびこっていると考えられる。

 そうなってくると苦戦を強いられるだろうしそこまで行く道中でどうにか強くなっていかないと。


「私も楽しいことを目標にしたいですけどそれくらいできないと、西の方に忘れ物をしたのでそれを探しに行けないんです」

「西ってなにかあったっけ?リアラちゃんの故郷?」

「故郷みたいなものですね、ある意味私が生まれた場所なので」


 探してももう無駄かもしれないと割り切ってはいるけど赤い髪といえばこの二人も赤髪だけど、青い目をしたあの人がそう簡単に死ぬような強さじゃないと分かったからこそ探したいし。

 仮に死んだとしたら南西からきた謎の魔物集団。魔導を使う魔人を倒さないといつまた現れるか不安だからそれも気になる。


 そんなことを考えているとダンジョンにも着いて。今日は1階層は道中のスライムだけ倒して進むらしいので迷うこともなく1階層を進んでいく。


「今なんとなく仮説を立てたんですけど、あのスライムの変異種って何か出てくる条件があって私たちがしたことを同じように繰り返せば出てくるとかありません?」

「それを聞いてスライムを倒したくなくなったけど、それなら組合に提供してみればいいかもしれないな。出てきたらまた情報量もらえると思うぞ」


 あくまで仮説だし、そもそもあんな強力な魔物をわざわざだそうだなんて奇行をやる人もいないかと忘れることにした。


 2階層はどんなところだろうと思いながら真っすぐの通路を進むと入り口の微妙な坂や階段と違って2階層へ下がるところはちゃんとした階段が設置されてる。

 人工物なのかとおもえるくらいしっかりした階段だけどダンジョンてことを考えなければこの階層を繋ぐ階段て休憩できたりする場所にならないかな?


「思ったんですけどダンジョンて休憩する場所ってあるんですか?」

「低階層は分からないけど中階層、人気のある階層は冒険者同士が出会いやすいからそしたら全員で集まって交代しながら休憩したりするらしい。ちなみに人気なのは5階層だなオークがいて6階層にミノタウロスがいる」

「じゃあ三日…だったはずですけど三日で真っすぐ最深部を目指したらどこまで行けますか?」

「俺たち三人で真っすぐ向かってればほとんど魔物を逃げる形になると思うけど、どうだろうな熟練者なら20階層は到達すると思うけど」


 私がかつて聞いた話だとダンジョンていうものは真面目に攻略しようとしたら三日で半壊するほどの危険度と聞いていたし。安全を配慮すれば大丈夫そうなのは二人を見れば分かる…となったら変異種が気がかりだろうか。

 変異種が現れれば1階層で20階層並みの魔物、つまりは20倍の強さの敵がポンと出てきて蹂躙されることを考えたらもっとちゃんとした人数揃えたいという我儘も浮かぶし。レッド君に再度パーティ募集を提案しようかな?


「そろそろ着くぞ。コボルトはとにかく速い、それに腕を潰しても牙で攻撃してくる。心臓の近くに魔石があるからリアラは慣れないうちはフレイが狙った付近を覚えてくれたらいい」

「私のこと見ててね!頑張るからさ!」

「倒した後で見ればいい、傷口だけみればいいからフレイの言うことは基本無視していいからな」


 ぞんざいな扱いをされて怒ってるフレイさんを無視しつつ先導するレッド君、私もそういう風に扱うように心がけてるけどたまに子犬みたいな反応されると、流されるから気を付けようと引き締める。


 私は後ろを警戒しつつレッド君の先導で進んでいくとコボルトを発見したのか腕を上げて止まり。抜身の剣を自分の前に押し出すようにして構える。

 剣技に関して分からないが守りのような構えだろうか?あの構えだとすぐに振れないような気がするし、そういえばレッド君の戦うところを初めて見る気がする。


 じりじりと近づくようにコボルトに迫ると向こうが気づいたのか二足歩行をする犬の魔獣?これも獣の変異種で魔人なのかな?二足歩行してるし。犬の魔物が走ってレッド君に近づき両腕を振りかぶって襲いかかるがそれを剣で防ぎ、蹴りを入れてコボルトを前方に飛ばす。

 それで致命打になるわけもなくコボルトは再度起き上がり俊敏にレッド君の右側に爪を伸ばしていくがそれに合わせてコボルトの左腕を肘の関節から先を斬り飛ばし、抑え込むように剣を首元に突きながら暴れないように右腕を足で潰す。


 一連の流れを見てると危なげなくやって、レッド君達が2階層までやってるんだなぁと実感しつつ。私ならどうだろう?と考えて今は剣があるし同じことをできるかと考えて、それをやるには力が足りないから言霊乗せてなんとかやれるくらいだろうか?それとも腕の振りだけの勢いでコボルトを斬れるか一旦試すべきだろうか。


 そう考えてるとフレイさんがナイフを取り出してコボルトの胸のところだけ捌いて魔石を器用に取り出していく。正直私はスライムと比べてどう違うのかが分からないがそれなりに大きいと言われてる銅貨5枚分の魔石を袋に大切そうに収めている。


「あんまり心配してないけどどうだったリアラ?コボルトは」

「そうですね、元が犬なんだから四足歩行の方が素早く動けそうなのになんで二足歩行してるのかは変異種の都合上仕方ないんでしょうけどそんなに速いとは思わなかったですね」

「言われてみればそうだな。まぁ今のは俺が一人でやったけど、本当は俺が最初の一撃を止めた時にフレイが止めを差す動きだな。最近はさっきみたいに狩っていたけど大分時間がかかっちまう」


 危なげないように見えたのは私が寝込んでいたという一週間で作り上げた工程なのかもしれない。となると聞かれたのはレッド君の戦い方について聞かれていたのかもしれない、コボルトの感想ばかり述べてしまった。


「そうなると私の出番てない感じですか?」

「今のは一匹だったからな。二匹以上の時にリアラにもう一匹を任せるつもりだから出番はあるよ、というか俺たちのパーティで一番強いのはリアラだからな?」


 それはどうだろう。単純にごり押しならそうかもしれないけど技術面も考えたらレッド君と戦ったら私は負けそうな気がするけど。いろんな人に過大評価されるけど私のやってるのは初見殺しとごり押しだからどうにも違和感しか残らない。

 ただフレイさんも「リアラちゃんは可愛くて強いからなー」と呟きながら死体を横にどかして作業が終わったのか再度レッド君が先導をして進んでいく。


「2階層は寄り道をして魔物を狩るんですか?」

「そうだな。ただ1階層とは違って冒険者もうろついてるだろうし、適当なところで切り上げる予定だ。そのときに体力があれば3階層だな」


 あ、3階層に行くなら地図を買っておけばよかった。レッド君達は持ってるんだろうけど私も確認しながら歩きたかったし。

 そんなことを考えてると前方から冒険者が来ていたので挨拶を交わしすれ違う。


 魔物と違って冒険者がいるところは不自然に壁が光ってるから分かりやすいんだなと思った。

 フェルンさんが必要以上に冒険者同士の争いは自己責任と言ってたけど、不意打ちみたいなことが出来ないようになってるし。となるとあの発言はパーティ同士の喧嘩とかのことだったのだろうか?

 それとも魔物を大量に引き連れて別のパーティにぶつけるとか?


 フェルンさんの発言が気になることもあるけど。まぁ、この兄弟なら安全。それでいいだろう。私は二人について行って多少の寄り道をするルートを通っていく


 そして待っていたのはコボルト3体、さっきの話だと2体までの話だったけど3体の時はどうしようと思ってると。


「俺が2匹を引き付ける。リアラは1匹足止めするか倒してくれ!」

「了解です」


 とはいえ、私から攻撃を仕掛けるのに不慣れな私はレッド君と同じくらい前線に出るが、どうしたものかと足踏みしてしまう。

 コボルトはコボルトで3体同時に迫ってきて、これをどうやって分断するか困ってるとレッド君が剣を振りかぶりコボルトを牽制するように前に出て行く。案外力業でどうにかするものなのかと分かったので、私もコボルトを1体曲刀を首目掛けて振り「『斬り捨てる』」と多少ブーストしつつ一閃すると血を舞わせながら首が飛んでいく。レッド君の相対してるのを手伝おうと見てみるとフレイさんが1体に対して槍を突き上げて止めを刺しているのを確認して、レッド君が押さえてる最後のコボルトに純粋な両腕で握っただけの曲刀を首に当てるように薙ぎ振るうと毛が斬りにくいと感じながらも無理やり斬り飛ばす。


「リアラちゃんすごいなー…」

「斬りにくそうだったな。無理に柄を握らなくてもその曲刀なら逆刃も使って押し込めば使いやすいと思う、片刃の利点だな」

「なるほど、なんか山賊っぽいのでできればあまりやりたくないですね」

「そのこだわりは俺には分からないが…とにかくリアラがもっと強いんだなと分かったよ」


 ただ言われた通り逆刃に添えて振ろうと思ったら力も入りやすいし、この剣を使う上で必要なことだと我慢する。

 日本刀とか欲しいな。でも日本刀ってたしか脆いって聞いた気がするし、それなら大太刀みたいな日本刀をベースにしたそれっぽいものはどうだろう?武器屋に作れるか聞いてみるのもいいかもしれない。


「3匹でも案外簡単に倒せるもんなんだな。いつもは避けてたんだけど」


 人数不利ならちゃんと撤退するのは偉い。私もパーティ組んでいなかったら3体は挑もうと思えないし。それでも私がさっきやったみたいに1体瞬時に屠れるなら残りは2体。避けながら仕留めれるかイメージするけどコボルトくらいの速度なら案外いけそうかも?

 一人の時のことを考えても仕方ないか。それよりもこれで銅貨15枚。コボルト美味しいんだなゴブリンより固くないし、毛が邪魔なくらいで切れ味あるうちは剣でその日の稼ぎになるくらいに美味しく稼げるだろう。


「スライムより美味いかもしれませんね」

「俺は毎回死ぬかもしれない戦いより安全なスライムの方がいいけどな」

「私はどうだろうなー、スライムだと私が突くだけだし大分飽きるんだよねー」

「なにはともあれパーティ組んでくれてありがとうなリアラ。これなら3階層も挑めそうだ」


 体力的に大丈夫だと判断したのかレッド君が3階層に行く決意を示したので私も楽しみではあるが、次はどんな魔物が出るのかと考えたら対処方法が確立されてないところに行くとなると連携が気になる。

 私は一度レッド君達のやり方を見てから参戦するようにしてるし、これで初めての魔物との戦闘でお互いの動きを阻害してしまって全滅なんてことになったらと思うと。もしくは私が見てる間にレッド君が一撃でやられたらと思うと少し不安だ。


「3階層の魔物も気になりますけど。ダンジョンて1階層に付き1種類の魔物しか出ないんですか?」

「10階層まではそうみたいだな。ここのダンジョンだけって話も聞いたけど、10階層以降はそれまでに出てきた魔物や新種が出てくるらしい。あと3階層はゴブリンだな」

「え、ここに来てゴブリンですか?銅貨1枚ですか?」

「10階層までは1種類だけとは言ったけど3階層のゴブリンは武器や防具を装備してるし魔石は金にならないけどその装備を売れば銅貨5枚から10枚くらいまでは期待できる」


 それってつまり荷物が増えて旨みが減るってことを考えたらコボルトでいいのでは?と思うのだけど。

 ダンジョンを降りていけば自然とお金が稼げると思っていただけに少し残念だ。


「そう悪く考えなくてもここで予備の武器とか補充できたりするし…ほとんど錆びてるらしいけどな…」

「そんなの買い取るものなんですか?お店でそんな中古品売っても買う人がいるとも思えないです」

「錆を取って使えそうなら鍛造して綺麗にするんだとか。それでも使えない奴は多分砕いて使えそうな部分だけにして解体するんだと思う」


 どこかから金属を採掘できる炭鉱夫の方が効率良いのではと思ったけど。ダンジョンならではの利用法と考えたらそうやって無理やり金属を集めれば鉱山を探す手間暇とかを省略した感じと思えば利益的にそれがいいのか?と色々疑問に思う。

 でもそういえばこの国って人口が変に偏ってるから炭鉱夫とか雇うほど人が余ってないのか。村の開拓ですら命がけな上にほとんど村の面倒を見切れずに国ではなく商業ギルドに任せてるくらいだし。

 この国本当に大丈夫かな?


 その後も1か2体出てくるコボルトを倒しつつ。3階層に行こうとレッド君が言い出して向かうと。また真っ直ぐな通路を進んだ先に下に降りる階段があるらしく、途中で冒険者が帰りなのか背中の籠にオークを解体したであろう毛皮とか背負った人達とすれ違う。

 食用だとその場で解体するものなのか、まぁ内臓とか重いし解体したほうが効率がいいのだろう。しかし5階層帰りとは情報交換とかレッド君はしないのだなと思いながら進むと空気が変わったように異質なものを感じる。

 レッド君もそれを感じたのか止まって前方を見ると。そこには筋肉を膨張させたような犬、というよりも狼のように感じるそれが立っていた。


「さっき冒険者が通ってませんでした?この道」

「あんまり言いたくなかったがリアラはダンジョンに恨まれることした覚えとかあるか?」

「てことは、やっぱり変異種なんですか…」


 それは少し考えたけど思いつかない。兄妹だけでダンジョンに入っていた時に異常を感じていなかった1階層に出てきたスライムの変異種。そして私がいる時に階層を超えようとすると出てくる変異種。さっきまで通っていた冒険者がいたということはそれまで安全だったはずだし。私をご指名してボスみたいなものを用意してる…恨まれることしてないんだけどな。

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