人生学園 (academy of life)
小.中と、閉鎖された家の中で暮らしてきた飛鳥馬 蓮(あすま れん)は西暦3000年、世界を統べる三大大国"三帝"の競争時代の幕開けと共に、半ば強制、入学倍率が
100を超える超絶エリート校に進学することとなった。
その高校の名は"東亜学院"。
東亜連邦の首都"親鸞"に昨年建設されたばかりの
連邦国内唯一の国立高等学校である。
しかし、ただのエリート校に見えるこの学校には
毎月、各々の能力に応じた金銭が与えられ、
嬉戯(ゲーム)によって他から金を奪うことを奨励した、
弱肉強食を体現した新制度が導入されていた。
そして、そんな新制度の存在を知らされた蓮は
入学してたった数時間、早々にして
人生の崖っぷちに立たされることとなる。
これは、
生徒の人生を人質に取り、強引に戦わせる狂った学園に
生きる、超高校級の天才達が紡ぐ、壮絶な物語。