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第4話 ステータスボード

「じゃあな真琴。機会があったらまた会おうぜ」

「それじゃあばいばい、真琴くん」

「あ、ありがとうございましたっ」


俺に気を遣ったのかあえて笑顔を見せると比呂さんたちは三人の遺体を乗せた荷車を引いてダンジョンの外へと戻っていった。

俺は申し訳程度に会釈を返す。



彼らの姿が完全に見えなくなると俺はさっき上がったばかりのレベルを確認することにした。



「ステータスオープン」


合言葉を発すると目の前にステータスボードが映し出される。



*************************************


名前:佐倉真琴


レベル:10030


HP:77960/77988 MP:53412/53425


ちから:66928


みのまもり:58397


すばやさ:51003


スキル:レベルフリー

   :経験値1000倍

   :火炎魔法ランク10

   :氷結魔法ランク10

   :電撃魔法ランク10


*************************************



ステータスボードを確認するとたしかにレベルが10018から10030へと上がっていた。

HPなどのパラメータも桁が大きすぎるのでわかりにくいが確実に増えている。


普通のプレイヤーはどんなに経験値を稼いでもレベルは99でストップしてしまう。

だが俺は所有スキルの一つである【レベルフリー】によって際限なくレベルが上がっていく。

各種パラメータもその例外ではなくレベルが上がるにつれてどんどん増えていった。


結果として俺のパラメータはほかのプレイヤーのパラメータとは二桁も三桁も違う異常な数値を叩き出していた。



「ステータスクローズ」


俺は表示画面を閉じるとあくびを一つ。


「……そういえば気持ちよく寝てるところをむりやり起こされたんだったっけ」

そう思ったら眠気がぶり返してきた。


……もうひと眠りするかな。


俺は比較的平らな地面と壁を探すとそこに背中を預けて座り両手をだらんとさせて目を閉じた。


「おやすみ、なさい……」

誰にともなく口にすると俺は睡魔に抵抗することなく深い眠りへと落ちていった。

『ダンジョン・ニート・ダンジョン ~ダンジョン攻略でお金が稼げるようになったニートは有り余る時間でダンジョンに潜る~』

という小説も書いているのでとりあえずブクマだけでもよろしくお願いいたしますm(__)m


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― 新着の感想 ―
[良い点] 「……そういえば気持ちよく寝てるところをむりやり起こされたんだったっけ」 ここただ起こされたじゃなくてむりやりって言ってるところが主人公の性格の悪さ滲み出てて好きw
[一言] なんでこのランクのダンジョンに住んでるんだろ? ミノタウロスって美味しいのかな?
[気になる点] ちから:66928 みのまもり:58397 すばやさ:51003 見た目がドラッグえみたいでクールではない気がしました。 STR ちから DEF みのまもり AGI すば…
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