第272話 恐れる山のダンジョン
ランクAのダンジョンである通称、恐れる山のダンジョンに入った俺はアイテムも無視して最深階へと突き進んでいった。
すべてはボスを倒して向こうの世界に行って邪神バアラとかいう奴を倒すためだ。
キューンが言うにはそいつを倒せば魔物たちのスタンピードは収まるということだった。
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ゴッドライオン――前足が六本あるライオンのような魔物。筋肉が異常に発達していて高い攻撃力と防御力を誇る。弱点はない。
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レインボードラゴン――ドラゴンの上位種。虹色のうろこに覆われていて魔法が一切効かない。弱点はない。
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テンペストシザーズ――両腕がハサミの形をした人型の魔物。動きが素早く、高ランクの真空魔法を扱う。弱点はない。
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インペリアルベヒーモス――ベヒーモスの最上位種。全身を黒い体毛に覆われた筋骨隆々な魔物。電撃魔法を無効化する。弱点はない。
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俺は襲いかかってくるゴッドライオンやレインボードラゴン、テンペストシザーズ、インペリアルベヒーモスたちを一撃で撃破していく。
さすがランクAダンジョン、レベルが十万を超えた辺りからレベルが上がりにくかったがここでは面白いように上がっていった。
だが俺の目的は最深階にある。
レベル上げをしに来たわけではないので襲い来る魔物だけを返り討ちにしつつ下の階へと急ぐ。
☆ ☆ ☆
恐れる山のダンジョン地下五階。
倒したレインボードラゴンがレインボードラゴンのうろこを落としていった。
だが俺はそれも無視して階下への階段を探す。
☆ ☆ ☆
恐れる山のダンジョン地下十一階。
モンスターハウスの中に階段を発見。
部屋にいた魔物の群れを電撃魔法で一網打尽にする。
生き残ったレインボードラゴンやインペリアルベヒーモスが襲いかかってくるがそれらを氷結魔法で凍らせて粉砕した。
大幅にレベルが上がる。
☆ ☆ ☆
恐れる山のダンジョン地下十八階。
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デビルアーマーナイト――戦う意思以外何も持たない鎧だけの魔物。防御力が非常に高い。弱点はない。
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ドラゴンロード――人型の魔物。レインボードラゴンを大量に呼び寄せることが出来る。回復魔法も使える。弱点はない。
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邪神の使い――邪神バアラの使い魔。即死魔法を唱えてくる。半透明な姿で物理攻撃が一切効かず弱点はない。
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デビルアーマーナイトやドラゴンロード、邪神の使いを電撃魔法で消し炭にするとみつけたアイテムには目もくれず一路階段を目指す。
現在の俺の所持金は二億円近いのでこの際アイテムはもうどうでもいい。
まずは父さんと義母さんを平穏な日常に戻してやることが最優先だ。
☆ ☆ ☆
恐れる山のダンジョン地下二十九階。
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キングコボルト――コボルトの最上位種。鋭く伸びた爪はあらゆるものを斬り裂く。分身魔法を使って何体にも増えて襲ってくる。弱点はない。
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邪神像――邪神バアラを模した銅像。即死魔法と蘇生魔法を使うことが出来る。魔法は一切効かず弱点はない。
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俺は分身して数十体に膨れ上がったキングコボルトたちを電撃魔法で一掃するとその後ろから跳び上がって向かってきた邪神像を殴りつけて粉々に砕く。
その後階段をみつけた俺は不思議な袋の中から透明テントを取り出すとそこで組み立てて一時仮眠をとることにした。
三時間ほど眠りについた俺はスマホのアラームで目覚めると再び最深階を目指して階段を下り進むのだった。
『Sランクパーティーを追放された鍛冶職人、世界最強へと至る ~暇になったおっさんは気晴らしに作ったチート武器で無双する~』
という小説も書いているのでせめてブクマだけでもよろしくお願いいたしますm(__)m




