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【コミックス第10巻!】最強で最速の無限レベルアップ ~スキル【経験値1000倍】と【レベルフリー】でレベル上限の枷が外れた俺は無双する~(web版)  作者: シオヤマ琴
第七章 熱中少年

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第229話 ゴールデンキラーボックス

俺はとっさに後ろに飛び退いて金色の宝箱のかみつき攻撃をかわした。



*************************************


ゴールデンキラーボックス――深い魔のダンジョンのボス。普段は宝箱に扮している。防御力が異常に高く即死魔法を多用する厄介な魔物。


*************************************



「魔物だったかっ」

「こいつは即死魔法を使うみたいですから有希さんとキューンは下がっててっ!」

二人に指示を出すと俺はゴールデンキラーボックスに向き直る。


とゴールデンキラーボックスが体を震わせ魔法を発動させていた。

細長い針のようなものが俺の胸に突き刺さる。


おそらくこれが即死魔法なのだと理解した俺だったがあいにく俺には【即死魔法無効】のスキルがあるため痛くもかゆくもなかった。


「おらぁっ」

だが有希さんとキューンは違う。

二人が狙われたらまずいので俺は速攻でゴールデンキラーボックスを葬り去ろうと距離を詰めつつ殴りかかる。


防御力に自信がある様子でゴールデンキラーボックスはそれまで不敵な笑みを見せていたが俺のこぶしが自身の体にめり込んだ瞬間その笑みは体もろとも崩れ去った。


俺の一撃によってばらばらになったゴールデンキラーボックス。


『ギャ……』


最期にひと鳴きすると消滅していった。


《佐倉真琴のレベルが5312上がりました》



ゴールデンキラーボックスがドロップした宝石のように光るアイテムを拾うとそれを識別魔法で確認する。



*************************************


大天使の涙石――願いを込めて割ることで死者を一人だけ完全な状態で復活させることが出来る。


*************************************



「おわっ!? 有希さん、これっ。死んだ人を生き返らせることが出来るアイテムですよっ!」

「なんだって!? ど、どういうことだっ!」

「とにかくこれ見てくださいっ」


俺は自分の目の前に表示されていた画面を有希さんに見てもらった。


「ほ、本当だ! ……し、しかし、一人だけか……」

一瞬喜んだものの一人だけしか生き返せないと知って落胆する有希さん。

有希さんが生き返らせたい人物は泰造さんに銀次さんに武人さんに龍さんの四人だった。


「す、すみません。ぬか喜びさせるようなことを言ってしまって……」

有希さんのがっかりした顔を見て申し訳ない気持ちになる。


「いや、真琴は何も悪くない。真琴がいなければこのアイテムだって手に入らなかっただろうからな」

「はあ……」

とだけ言って唇をかみしめる俺。

やはり四人全員を復活させるにはエクゾディアしかないのか……。



だがここで俺と有希さんとのやり取りを黙って聞いていたキューンが口を開いた。

『ねぇマスター、有希。さっき手に入れた呪われたアイテムを使ってなんとかならないかな』


呪われたアイテム……?


『フェイクミラーだったっけ? そいつを使えば四人を生き返すことが出来るんじゃない?』

「おおっ。そうだよキューン、その手があったっ」

「な、なんだ?」


俺はキューンの言わんとしていることを理解し、まだよくわかっていない有希さんをおいて不思議な袋の中からフェイクミラーを取り出す。



*************************************


フェイクミラー――呪われたアイテム。この鏡で映したアイテムを増やすことが出来る。増やしたアイテムをさらに増やすことも可能。ただし映したオリジナルのアイテムは消滅してしまい増やしたアイテムも一分で消滅してしまう。


*************************************



「これを使えばいけますよ、有希さんっ」


俺は事態が飲み込めていない有希さんに詳しく説明した。

すると有希さんもようやくキューンの言ったことを理解して顔をほころばせる。


「ありがとうキューンっ! すごいぞっ、その方法なら四人を生き返らせることが出来るっ!」

キューンを抱きしめる有希さん。


『ちょっと有希、痛いってば~』

「真琴もありがとうなっ!」

有希さんは俺にも抱きついてきた。


「いえ、俺は別に……」

気付いたのはキューンだ。

俺は特に何もしてはいない。


『じゃあ早速四人を生き返らせてあげようよ』

「いや、待て。ここはまだダンジョンの中だ。ダンジョンを出てからにしよう」

「そうですね。一応その方がいいですね」


このフロアに魔物はいないようだが念のため安全策をとっておく。


「じゃあ俺の帰還魔法で地上に戻りますよ。いいですか?」

「ああ、頼むよ真琴」

『いいよ、マスター』


俺は有希さんとキューンの顔を順に見てから、

「スキル、帰還魔法ランク10っ」

帰還魔法を唱えた。


直後赤い光が俺たちを包み、次の瞬間には俺たちは無事地上へと帰還を果たしていたのだった。

『ダンジョン・ニート・ダンジョン ~ダンジョン攻略でお金が稼げるようになったニートは有り余る時間でダンジョンに潜る~』

という小説も書いているのでとりあえずブクマだけでもよろしくお願いいたしますm(__)m

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― 新着の感想 ―
[一言] ↓なるほど、知りえないんですね。 決まってるのなら、ボスを蘇生させてドロップを無限回収できるのではないかと考えたんですがね。
[気になる点] そういえば、ボスがドロップするアイテムは決まってるんですかね? それとも、ボスを倒したときに運がよかったから「大天使の涙石」やら「不思議な袋」やらをドロップしたんですかね?
[一言] フェイクミラーって呪われたアイテムだけどよく考えたらすごいアイテムですよね!札束を複製して消える前にATMに入れてしまえば預金は増えて証拠は消えて残らない!
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