気配の正体
某ゲームでナラ○ィブとヤー○トに散々ボコされて虚無でしたが頑張って書きました
ハムスター達に襲撃されること3回目にして僕達はふっ飛ばすのをやめて適当なハムスターに尋問をしているのだが
「何をしても無駄や!ワイ等は仲間は売らんで!」
この調子で何も喋ってくれない
「なら仕方ないね」
ハムスターの目をじっと見つめる
最初は強がっていたがだんだんと瞼が重くなり意識を沈めた
「何故、僕達を襲撃した」
「団長命令だからや」
「団長はどこにいるのかな」
森の奥を指し示した
「ありがとうね、お休み」
額を軽く小突く
「お休みなさい」
何をしたかと言うと強力な幻覚魔法である
かなり強力な魔法なので廃人になるがミラさんに貰った能力でしっかり調整したので問題はない筈だ
「お兄様、気配が近い」
ハムスターの指した方向にある程度進むとそこには口に剣を咥えたドラゴンがいた
蒼く堅牢そうな燐に覆われ爪は金色で鋭く目はこちらに対して強い敵対心を向けていた
「俺のハムスター共を可愛がってくれたのはお前等か!団員の仇ィ!取らせて貰う!」
ドラゴンは手始めに剣を手に持ち替えると炎のブレスを吐いてきた
「水盾守護陣!」
剣を地面に突き立て僕達の周りに水の壁を展開する
因みに名前は適当に叫んでいるだけである
「水の無い所でこれ程の……」
「言わせないよ、貫通水弾!」
かなり弱い水の魔法を挑発として打ち込む
貫通と言っているが全く貫通させるつもりは無い
ドラゴンはさっきの水盾で魔力が切れかけていると踏んでこちらに気を向けている
「よそ見は、良くない」
こっそりと背中に登っていたレイがドラゴンの背中に剣を次々と刺してゆく
まるでハリネズミのようだ
「えぇい!下りんか!小娘めぇ!幾ら刺しても無駄やぁ!」
レイが飛び降りて一秒後程に背中に刺した剣が次々と爆発した
一方その頃少し離れた場所では
「アカン、このままやと団長が負けてまうアレをやるしかない」
「でも、誰がやるんや!アレやってもうたらソイツは……」
1匹のマントと剣を装備したハムスターが名乗りを挙げた
「団長の場所ゲロったのはワイやワイが責任を取る」
決意を固めたハムスターを誰も止める事は出来ない
決意を固めたハムスターに他のハムスターが次々とハイタッチをすると金色に光りだした
「皆の力……団長に届けてくる」
金色のハムスターは戦場へと駆け出した