取りあえずは仕事決まりました
神様との対話が終わって戻ると組合長からある提案が出された
是非組合員になってくれないかとのことである
「仕事のあても無いですし、その話引き受けます、レイも良いよね」
レイは首を傾げる
「私はお兄様に着いてゆくだけ、レイ?私の名前?」
僕は頷きながら答える
「そうだよ、レイ、君の名前はレイだ」
少女は嬉しそうに自分の名前を呟いている
「ありがとう、お兄様、」
気に入ってくれたみたいで良かったと安心していると組合員から早速仕事の依頼を持ちかけられた
「ありがとう転生者殿引き受けてくれて感謝する、まずは森の異変調査からお願いしてもらおうかの」
僕達は頷いた
「わかりました組合長、それとぼくの名前はケールです、こちらの世界での新しい名前です」
「ホッホッホ、神様から授けられた名前とはのお」
「大変気に入られてるみたいだねぇ、ケール君」
「素敵な名前ね、ケール君」
「ケールお兄様、良い」
皆に良い名前と言われて僕は嬉しい、素敵な名前をありがとうございますミラさん
森の調査は明日からと言う事にした
神様に色々と特典を貰っていても油断はよろしく無いと思ったので今日は準備する事にした
買って来た食料や水や衣類を異空間に突っ込んでいたら組合長達には驚かれた
異空間収納は魔法としては存在するがあまり使い手が居ないらしい、しかも取り出したり入れたりするのに長めの詠唱も本来はいるらしのに僕達がホイホイ出し入れしてるのを見てビックリしたとの事である
お金に関してはまだ9990シルバーも残っている、食料品や水と服だけだから余り減っていないが買い物の途中で見た鎧なんかは結構値段がしたのでやめておいたからである
鎧が無くても損傷調整と威力調整で事足りるからである
もう帰ろうかと宿屋へと足を向けるとフォークさんと幼女と女性と険悪な雰囲気になっていた
嫌な予感がするので急いで割って入る事にする