結局少女は何なのか
何も候補が来なかったので自分で少女の名前は決めました
僕については思い出したが少女は何なのか神様なら分からないだろうか
「神様あの少女について何か知りませんか?」
神様はちょと考えて
「ごめんね知らない、なんだろうねあの子、どうしてイレギュラーは発生するんだろうね」
神様でも知らない事はあるみたいだ、神様も知らないとなるともうあの子については詮索するのはやめようかな
「でも、分かっている事もある」
神様が言うには
・一応は人間である
・僕と同じ能力を持っている
・少女と僕の異空間収納は共用状態
・少女の所持品が何故か異空間収納に勝手に追加されていた
との事である
「なんで同じ能力を持ってるんですかね?しかも勝手に異空間に物が追加されてるって大丈夫なんですか?」
神様はため息をついた
「まぁ、大丈夫なんじゃ無いの見ていた感じ」
神様が大丈夫と言うなら大丈夫だろう………多分
なんて考えてたら神様が女性の姿になった
「一応言っとくけど私はこっちの姿が本来の姿だからね、種先輩は仮の姿だからね、それと私はこっちだとミラだからね、ミラって呼んで」
でもアイオス神官は神様としか言ってなかったのはなんでだろう?ちょっと気になるし聞いてみるか
「それはわかりましたけど、なんでアイオス神官はミラ様とかって呼ばなかったんですか」
ミラはちょっと照れて
「何ていうか……その……認めた人にしか呼ばれたくないっていうか……だからね……君は認めてるから……ミラって呼んで」
認めた人以外には呼ばれたくないか、僕は一応認められてるのはちょっと嬉しい
「わかりましたミラさん!これで良いですか?」
ミラさんは嬉しそうに照れて
「そう、そんな感じ、ふふふ」
結局少女についてはまだまだ謎ばかりであったが僕の事については片づいたから良しとしよう
「結局あの少女は何なんですかねミラさん」
ミラさんは肩をすくめたが一つ提案してきた
「ちょっと提案なんだけど、少女とか彼女とか止めない?名前つけようよ」
色々と案を出し合って最終的にはレイに決まったが案を出し合っているうちに僕もせっかく新しい世界で再スタートをするのだからとケールと言う名前を貰った
「じゃあね、また会いに来てよね」
ミラさんは手を振ったので僕も振り返した
そうして光にまた包まれて僕は対話の間に戻ったのであった