世界とはお別れをした!
まず神様と僕の出会いはゲームセンターだった、その時はまさか神様なんて知らなかった
神様がゲーセンに居るなんて思わないだろう普通に考えて、初めは2on2ゲームであっちから固定組んでくれませんかと誘ってきたのだ
神様はなかなか強かった、僕とも相性が良かったみたいで勝ち越していたとは思う
神様は良く種系のキャラクターを使っていたのでそれに因んで種先輩と読んでいたら定着してしまっていた、僕は実弾武装が多いキャラクターを良く使ってたので実弾君と呼ばれていた
まぁ、ゲームだけの付き合いだけじゃ無くなって飯食ったりアニメの聖地巡礼やレースゲーのモデルになった道路でドライブしたり一緒にカードゲー厶やったりした
種先輩は本当に楽しそうでそんな先輩をみていると僕も楽しくてしょうがなかった
でも種先輩の本名聞いたこと無いなぁいい加減聞いてみるかなんて考えていたそんなある日突然問われたのだ
なんでこんな事を急に聞くのかこの時は不思議だった
「実弾君さ、この世界が嫌いだろ?」
この問いかけに対して僕は否定した
「そんな訳無いじゃないですか、嫌いならとっとと首吊ってますよ、それに真面目な話なのに実弾君って普通呼びます?」
しかし種先輩は続けた
「光君こそ首とっとと吊るなんて表現普通の人はしないと思うけど」
光君と呼ぶときは結構真剣な時である、これは嘘や誤魔化しは許さないという感じがこの時伝わってきたので本音を話した
「はい、大ッキライです、何やっても上手く行かないし、貶されたり、バカにされる事は山ほどあっても褒められたり、感謝されることはほぼ無いですからね、詳しい話は省きますが僕は高校を出ていません、そんな人間が良い仕事に就けるわけもなくキツくて長くて給料も割に合わなくて人間関係も最悪でそれを誤魔化す為にゲームやアニメに沢山のお金を突っ込んできました、そうする事で僕はこの世界にしがみついていたんだといます、このアニメ見終わるまでは死ねない、このカードが出るまでは、このキャラクター本当に大好きだ、見てたら元気湧いてきた!もうちょい頑張るかとか言って……だましだまし……でももう限界かも……いくら種先輩と遊ぶのが楽しくても……」
僕の語りを種先輩は黙ってきいていたが一段落するとまた問いかけてきた
「そうかい……こんな世界とはお別れをしたいかい?」
種先輩が手を差し出して来た
「種先輩ならお別れさせてくれるって言うんですか?」
僕は聞き返した、種先輩の様子がオカシかったからちょっと警戒しながら
「もちろん!」
種先輩は自身に溢れた様子で手をさらに伸ばしてきた
何故か本当に連れて行ってくれそうな気がこの時したから僕は手を掴んだ
「連れて行ってくれるんですよね?種先輩!」
そして僕は青い光に飲まれたのである
「君との時間は私にとってはほんの一瞬だけど本当に楽しくて最高に輝いてる、こんな最高の時間をくれる君に私は恩返しがしたかった
特典だっていっぱいつけてあげよう、だから私の世界を思いっ切り楽しんでくれると嬉しいな」
突然ですが少女の名前募集します
期限は11月10日18:00までです
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