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戦う錬金術師です(涙目)  作者: 和ふー
第1章 王国編
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図書館の守護者

このゲームのトッププレイヤー達は、草原での大規模なクエスト捜索という、アクシデントがあったものの。

概ね運営の予想通りにゲームを進めていた。

今このゲームのストーリー上の最初のボスが出現していた。

名を一撃熊。高い攻撃力と体力でプレイヤー達を苦しめていた。

ただ、パーティーを組んで戦えばなんとかなるので倒されるのも時間の問題であろう。

そんなしっかりとゲームの進行通りにプレイする者達とは違うものも存在するのだ。


時間はわんこのクエストクリアまで遡る。

わんこがクリアしたクエストの報酬。

雫はそれを確認していた。


図書館入室の証 図書館の入室を認める。


とだけ書いてあった。

「証って言われてももう入ってるです。あんまり意味無いクエストだったかもです。まあいちおう受付の人に聞いてみるです。」

雫は受付にこのアイテムについて聞くため話しかけるすると、

受付はいきなり大声をあげた。

「おめでとうございます。あなたは図書館への入室を認められたのです。」

「もう入ってるです。これなんか意味あるです?」

「ここはただ本を貸しているスペースです。

ここの本当の目的は知識の探求にあります。」

そう言われた雫は、受付が言う図書館に案内された。

そこにはなんとモンスターがいるではないか。

ただ見たことがないモンスター。

「ここ街の中なのになんでモンスターがいるです?」

と雫が案内してくれた者に聞くが、もう案内人はどこかにいっていた。

かなり怪しいのだが、せっかくわんこが見つけてくれたので、無視するのも忍びない。

「危ないようならすぐやめればいいです。

ねっわんこ。」

「わん」

図書館を探索することに決めた。


そんなことがあり図書館を探索する雫。

スタンプラリーの途中でわんこは新しく

『探求』というスキルを手に入れていた。

このスキルは情報の無いものと相対するとき、

能力が補正されるという

なかなか便利なスキルであった。

そのため図書館の探索もわんこがほとんどしている。

雫は、本で得た知識を使いわんこのアクセサリーなど、今まで作った物の更新をし、

他の時間は、このスペースでしか手に入らない本などを入手していく。

ここのモンスター達は、素材をおとすことは無いがごく稀に本をおとすのだった。

その本は貸し出しのところの本よりも詳しい内容を取り扱っているので、雫の錬成もだいぶ

成功率が上がっていた。

「前まで大雑把にやってたです。でも細かい作業でかなり違うです。」

そのようにいろいろと試行錯誤していると、

雫は、『精製』という素材加工に補正のあるスキルを手にいれた。

そのため一層、錬成を行い素材も底をついてきてしまった。

「そろそろ素材集めをしないとまずいです。」

と雫が、言い出したその時わんこが

「わんわん」

雫のもとにかけてくる。何かを見つけたようだった。

わんこが見つけたのは隠し扉。

「もしかしてここが知識の探求とか言うことですかね。わかんないです。」

明らかに怪しいその扉を雫は開けた。

「体育館見たいですね。」

雫の言う通りそのくらいの広さの部屋

「わんわんわん」

わんこが叫ぶ。その先には、巨大な人形

俗に言うゴーレムが立っていた。

「でっかいです。あとかっけーです。」

と雫が人形に近づいていくと人形の目が光る。

「ワレハチシキノシュゴシャ。

シンニュウシャヲハイジョスル。。」








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