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戦う錬金術師です(涙目)  作者: 和ふー
第1章 王国編
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その後のあれこれ

人形はぼろぼろと崩れてしまった。

 人形が産み出した鉄の竜もいなくなった。

「やったです。」

「わんわん」

 偶然が重なった結果、雫はボス撃破を果たした。


 雫の目の前に文字が現れた。

「エリアボスを撃破いたしました。名前を公表いたしますか。YES/NO」

「名前?本名のことです?それはいやです。NOっと」

 実際はプレイヤーの名前を公表するかどうかなのだが、雫はわかっていない。


「エリアボス、知識の守護者が撃破されました。撃破したプレイヤーが匿名を希望したため名前は公表いたしません。」

 という通知が全プレイヤーに通達された。

 最初のボスである、一撃熊の名前でなかったので、特にトッププレイヤー達に激震が走ることとなる。


「おっ私たちのことですね。わんこ。私たちのことが載ってるですよ。」

 そんなことを知らない雫は浮かれていた。

 さてボス戦の後と言うと報酬である。

 まず最初の報酬はまだシリーズ物の装備一式である。


 知識の到達者 DEXに補正特大 このシリーズを揃って装備することで『到達者』取得


 である。『到達者』はスキルの熟練度が上がりやすく、新しいスキルを覚えやすくするなどの補助的なスキルであった。

「これは私のです。というかわんこには着れないです」

 そして武器


 金剛の小太刀 装備中の打撃耐性 状態異常耐性に補正大


 である。

「これはわんこにあげたいけど装備できるです?はい、わんこ」

「わん」

 わんこはは小太刀をくわえた。一応装備できたらしい。

「じゃあ後でわんこ用のカバーでも買うです。」

 そして人形などの落とした素材が数点。

 最後に人形が守っていた知識である

 その候補は、3つその中から1つ選べる。

『鉄竜召喚』 『カスタム』 『金剛』

 である。この3つはボスが使うスキルである。

 本当は『カスタム』を使った後に『金剛』で防御力を戻すはずだったのだが、

 その前に雫の爆弾が命中してしまったのだ。

「うーん。ステータスが上がってもなです。」

 雫は運動が苦手なのでもともと戦闘が得意でない。

「鉄竜召喚ってさっきの竜のことだよなです。ならそれにするです。」

 雫は『鉄竜召喚』を取得した。

 これでボス戦の報酬はすべて受け取った。



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― 新着の感想 ―
[一言] 犬に剣...ザシ○ンのように強くなるのだー
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