プロローグ
駄文ですのでご容赦ください
『Variety virtual Online』というVRMMOのゲームがある。今話題のゲームで非常に高い倍率を勝ち取らないと手に入れられないゲームであった。
基本的にゲームをやらず、興味もない神埼雫であったが、何故かとある伝手でこのゲームを手に入れていた。
「困ったです。初期設定のやり方がわからんですよ。説明書あったかなです。」
説明書をごそごそと探しながら雫はつぶやく。
「そういえば父さんがメモを残していったですよ。それを見ればわかるかもです。」
もともとこのゲームは雫の父親が雫のために買ってきたものなのだ。
「どうせなら本とかがよかったです。でもまあしかたがないですよ。」
雫は父親が書き残していったメモを見つけ、それを見ながらゲーム機のハードの設定をするため電源を入れる。
「やっと電源ついたです。」
ゲームというかあまり機械に強くない雫はゲームを始めるのも一苦労であった。
そんな雫も初期設定をなんとか済ませゲームを起動させる。
「まあつまらんかったらやめればいいかです。
せっかく父さんが買ってきたんだから、まあとりあえずやってみるかです。」
こうして雫はゲームの世界へとダイブした。