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第7話

すごく短いです。

はじめて主人公視点以外を書きました。

この人たちはいったい誰?

自分の記憶はご主人様の首が飛んでいくのを境に無くなっている。

目を覚ました時には知らない部屋にいて、知らない人がいた。

「お、起きたか。どっか調子悪いところあるか?」

なんでこの人が奴隷の私に優しく接するんだろう?もしこの人が新手の奴隷商人だったら!

次の瞬間私はドアに向かって走り始めた。前のご主人様は死んだ。もしまだ契約してないなら逃げ切れるはずだ。

「ちょっ!どこ行くんだよ。」

え?いつの間に回り込まれた?さっきまで椅子にすまってたはずなのに。

「ふっ!」

回り込んだ男に対して私は攻撃する。

「おっと」

避けられる。それでも追撃して抜け道を探す。

「ん~そろそろ近所迷惑になるかな~。」

そういった途端私の視界は反転した。

「え?」

いつの間にか上から抑え付けられていた。

「ふ~、これでおとなしくなったか。」

ガチャ。ドアが開いた。そこから新しい男が顔を出す。

私たちのことを見るた途端、

「・・・・・・・すいません、部屋間違いました。」

何だ、部屋を間違えたのか。って、あれ?上の男が慌ててドアの男を引き留めて言い訳を始める。ドアの男が殴られてこっちを見てきた。

「初めまして。俺は橘川 集。君の新しい主だよ。」

その瞬間、頭が真っ白になった。せっかく逃げれると思っていたのに目の前に新しい主が出てきた。なぜかその主は私を見て笑っていた。

「ごめん、笑う場面じゃないね。でもあまりにも呆けた顔をするから面白かったんだよ。」

ご主人が満足されるならそれでいい。もしご主人の怒りを買ってしまったらいつどのような仕打ちを受けるかわからないから。

笑いながら新しいご主人様は話を続けた。

「君の名前は?」

答えられない。答えないと、怒られる。でも答えられない。だって私には・・・・


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