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第1話

はじめての投稿です。

頑張って読んでくださいね~。

「ここはどこだ?」

隣から聞きなれた声がする。そこで目を覚ました。今、自分たちがいるのはただ椅子と机が置いてある空間だ。白い空間、そして椅子の上にはじいさんが座っていた。

「ここはどこだ?」

隣の男が怒気を含んでしゃべる。俺より先に起きて現状を把握しようとしているらしい。俺はその男を落ち着かせるために声をかける。

「兄さん、落ち着いて。」

どうせ、今焦ったってどうにかなるわけじゃない。

「はあ~、相変わらず適当だな~。焦ったってどうしようもないって思ってるんだろ?」

‼ばれてる。相変わらず勘のいい兄だ。

「落ち着け、若造ども。とりあえず座りたまえ。」

「「は?」」

いきなりじいさんが偉そうな口で口出しをしてきて、キレそうになるけど我慢して椅子に座る。

「で、なんで俺たちはここにいるんだ?」

「うむ。おぬしらは、神のゲームに招待されたのじゃ。よって前の世界から存在を消させてもらった。」

理解できない。不合理だ。神のゲーム?という事は目の前のじいさんは神?そんなもののために存在消されたのか?

「待って。少し考えを整えさせて。」

焦って会話を中断して考え込む。

「アンタは神か?」

頷くじいさん。

「OK。なんで俺たちが選ばれた?」

「うむ。手ごろな人がお前らだったからじゃ。」

怒りのボルテージが少しずつ上がってくる。

「俺たちの人生は、どうなる?」

「次の世界で頑張れ。」

死ね!と言いたいが神に逆らえるほどの力を持っていないのであきらめる。

「代償はなし?」

「テンプレもののプレゼントをくれてやる。」

OK。神のゲームのために異世界トリップするのはテンプレじゃないけどくれる物はもらっとこう。ていうかこのじいさんいつか殺す。

「儂は、アイテール。貴様らには適当な力を与えてやる。さあ、言え。」

「待て、少し考えさせろ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。まず最初にその力何に沿って付けられるの?」

「貴様らの心と才能に沿ってくれてやる。」

そこで俺は気付いた。

「ていうか兄さんずっと黙ってるけどどうしたの?」

今までずっと黙っていた兄さんに振り返ると目を瞑っていた。

「こんな不条理なことがあってたまるか。」

「え?なんで?」

「俺たちにはまだ地球での人生があったんだぞ。それなのに、神のゲームのせいですべてを棒に振るのか?」

「じゃから、その換わりいろいろ願いをかなえてやると言っておるじゃろう。いい加減あきらめたまえ。」

「知るか!勝手にやって俺は帰る。」

それを聞いたじいさんの雰囲気が変わった。その瞬間、空気が氷付いた。

「小僧、いい気になるなよ。儂は神じゃ。貴様なんぞなんのためらいもなく殺せるぞ。」

何も言えない。今何か言ったら殺されそうだ。兄さんもそれを理解したらしく黙っている。

「わかった。黙って従う。だから殺気を抑えてくれ。正直つらい。」

「ほっほっほ。わかっておるではないか。それでは、いろいろ与えてやろう。」

そういって俺たちの体は光を発し始めた。光が収まってから、じいさんは続けた。

「ほっほっほ。次、目を覚ました時にはすべて反映されておる。期待しておれ。」

「待て。俺らが向こうでしないといけないことはないのか?」

た、確かに。明確な目的があった方が過ごしやすい。

「ほっほっほ。特にないわい。このゲームの目的は、異世界に放り込んでそれを見て楽しむのが目的じゃ。」

最悪な目的だな。所謂神の暇つぶしか。

「ほっほっほ。その通り、せいぜい頑張りたまえ。」

「え?もしかしてずっと思考読まれてた?」

頷くじいさん。うわー、恥ずかし~。

「ほっほっほ。あまり気にするでない。」

「だから、勝手に読むなよ!」

「じゃあな、頑張って生きるのじゃぞ!」

そういって俺たちの周りは暗くなった。


どうっすか?

受験終わったんでどんどん書いていきたいと思います。

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