第三話 告白
駄文ですが、皆様に伝われば幸いです。
そしてMAGIC RAIN様いろいろとありがとうございました!!そしてごめんなさい。
ではどうぞ!!
心と夏帆の会話からあれから8時間後、辺りはだんだんと暗くなっていた。
さて長峯学院の屋上には一人の男子生徒がいた。男子生徒はどっからか貰った【掻っ払った】煙草を吸っていてた。
その男は顔に無数の傷痕があり特に右目の付近の傷跡が酷いのが特徴で、明らかに他人から見たら、暴力団組員に見えるが、もしも傷痕がなかったら、イケメンの部類?に入るかも知れない。
彼の名は、中岡心である。
〜中岡心Side〜
「………緊張して来たがよ。」
わしは独り言を言ったぜよ。
8時間前に夏帆ちゃに言われて屋上に来たがまだ来ないぜよ。わしはこの前街で他校の不良から掻っ払った煙草を吸っていたぜよ。………この煙草まずいな。
わしは二本目を吸う気がなくなり、胸ポケットにしまったぜよ。煙草の吸い殻はわしは、携帯灰皿がないので一回地面に捨て煙草の火種を完全に消えるまで足で踏んで、火種が無くなったタバコの吸い殻を自分のポケットの中に入れたがよ。
……まずいのう、煙草で緊張を解こうとしたが、逆に緊張が増してしもうたぜよ!!
やっぱり人生で初めての告白をして夏帆ちゃに返答を聞くからかが?……
えーいッ!!わしらしくないッ!!例え失敗してもくじけないのが、わしの長所じゃ!!例え夏帆ちゃにフラれたって……フラれたって…………やっぱり怖いぜよ。本当にどうすりゃいいのじゃ?
「……中岡君?」
後からわしを呼ぶ声がしたぜよ。わしは振り返るとそこにいたのは女子生徒で容姿は金髪金眼で髪型は腰まで延ばしたストレートで顔も花のような美しさの福田夏帆ちゃだったがよ。
「夏、夏帆ちゃ!?」
わしは後から現れた夏帆ちゃを見た瞬間、わしの体の心拍数と血圧が上がってきたぜよ。
「あ///、あの中岡君//、朝のあの告白の返答ですが!!」
夏帆ちゃ顔が真っ赤になっていてわしを向いて言ったぜよ。
「……最初は私は中岡君の事、危ない人だと思っていました。………でも気付かないうちに中岡君の事を………想うようになってしまいました」
「///!!と、という事はっ!!」
「結婚は無理ですが、……付き合ってもいいです!!」
その時、わしはこっから記憶が全く無くなってしまったぜよ。
〜中岡心Side〜終了
「////!!‡♪?&#!\」
心の顔を一面真っ赤を通り越して真紅になり意味不明な言語を出していた
「中岡君!!どうしたのですか!?」
心の異常な奇行に心のそこから心配する夏帆だった。
「@!’’&#。)=…………ウォォォォッ!!」
心は何故の言語を言っていたが途中で止まったがしばらくしたら心は雄叫びに近い声を出して夏帆に襲うように抱き着いた!!
「!!!」
夏帆は驚いた。心は夏帆を乱暴に抱き着いて間もなく、夏帆の桜色の唇にキスをしようとしたからだ。
しかし
「イッ!イヤァァァァッ!!」
「‰@‡>♭!!?」
夏帆は、叫びながらも己の全ての力を出して自分に抱き着いている心を無理矢理放した。暴走状態の心でも驚いた………そして。
バキッ!!←夏帆の左ストレートが心の顔面にクリーンヒットした音
「♭>℃¢∞〆!!?」
夏帆は心から離れた瞬間にまるで川の流れの如く心の顔面に左ストレート叩き込んだ。心は後方数mまで吹っ飛んで行った。
「!!…∞+……ピクピ……ク…¢……ガクッ」
心は、まるでゴキブリが痙攣【けいれん】を起こして死ぬような、痙攣を起こしてそのまま気を失った。
「あ!?………またやっちゃった!!中岡君!!しっかり!?」
夏帆は心を殴った後にそう言った。………しかし心が暴走して油断していたとは言え、彼女は四国の不良達の頂点になった中岡心を一撃で倒したのか?
その理由は祖父直伝の喧嘩術を学んだのだ、もちろんそこら辺におじいさんではない……例えるならば中岡心達みたいな不良から見れば本職【ヤクザ】のおじいさんでしかも福田組の組長である。
つまり福田夏帆はその家系の血筋が流れているのだ。ちなみに彼女はその秘密をばれるの恐れて人とはあんまり関係を持たなかった。
「中岡君っ!!中岡君!ッ!」
「……………」
夏帆は心を何度も揺すったが起きなかった。
〜またまた中岡心Side〜
…………ん?なんじゃ?何か甘い匂いがするぜよ。なんじゃろうこの匂い?………香水の匂いかが?これは何だか落ち着く匂いじゃな。
後、わしの後頭部付近がなんじゃか枕かクッションみたいな何かわからんが柔らかい物が当たっているぜよ。
………あれ?わしはある事を気がついた。それはわしの目の前が本当に真っ暗ぜよ。正確に言えばわしの瞼は閉じているのか?……………つまりあれ【夏帆ちゃの告白】は全部夢じゃたのか?でもそれにしてはリアルじゃたが?………でも夢は夢でも正夢かもしれんぜよ!!今度はリアルで告白するぜよ!!
わしは目の瞼を開くと、人影が見えたぜよ。最初は寝ていたせいか、分からなかったがだんだんと写って来た。その人物は髪は金髪を腰まで延ばしはストレートで顔は美しい顔立ちの女性がいたぜよ!!
「!!………夏帆ちゃ!!」
なんで夏帆ちゃが!!、しかも夏帆ちゃがわしにひざ枕をしてくれているぜよ!!という事は後頭部の柔らかい物は夏帆ちゃのひざ枕の柔らかさがが!!
「あっ!中岡君!!……良かった!……あ、あの大丈夫ですか?」
「////!!……だ、大丈夫じゃ!!」
夏帆ちゃがこんなわしを心配してくれているぜよ!!わし………こんな幸せはないがよ!!
……いつまでもこれが続ければいいのにのぅ!!
中岡心が多分福田組の皆様にコンクリート詰めにされて東京湾に沈められそうですね。………高い確率で【笑】
以上海の永帝でした。