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第一話

駄文ですが、心は本文中にとんでもない事を言います。


心と蒼夜は長峯学院の校門前にいた。



校門では、二年生と三年生が集まっていた。


何故集まっているのか?それは新しいクラスの割り当て表が書かれていてたからだ。



「また同じクラスですね。心」



「……そうじゃな」


蒼夜の呼びかけに心は暗い表情だった。



「心、いくら彼女【福田夏帆】が僕達のクラスにいないからってそんなに落ち込まないで下さい。」



「おんしに何がわかるんじゃ!!、おかげでわしの予定プランが台なしぜよ!!………どうすりゃいいんじゃ……おっ!」


心は蒼夜に己の愚痴と歎きを言っていた際に何かに気付いた



「?、どうかしましたか?」



「前方10時の方向に夏帆ちゃ、発見ぜよ!!」



「え?」


蒼夜は心が言った10時の方向を見た。人だかりが出来ている中に金髪を腰まで延ばしはストレートな髪型で顔は美しい顔立ちの女性がいた。



彼女の名は


福田夏帆



心の思い人である。


心はしばらく彼女を見ていたが


「…………蒼夜よ」



「心、まさか予定プランが台なしになったからと言って、この場で彼女に告白する気ですか?」



「蒼夜よ……大正解ぜよ!!」


と返答した瞬間心は夏帆に向かい走った。



「心!!無茶だっ!!戻って来てください!!」



蒼夜がそう言ったが心は聞く耳も持たなかった。


心は走ったたったの15mの距離だが心は走った!!



……だが



「「心さん!!」」



心が夏帆に走り出した時にあと少しの所で心の目の前に、8人の不良達が現れた。彼等は心に勝手に着いて来て揚げ句のはてに自称”心の子分”と言っている。ちなみに余談だが彼等は蒼夜の事を”心さんの右腕であり、心さんにNo.2”と勘違いしている。




心は一旦彼等の前に止まった


「なんじゃ!?、おんしら邪魔じゃ!!そこどかんか!」

心は夏帆に行こうとしたのに


「心さん!!進級おめでとうございます!!」




「「おめでとうございます!!」」


子分達のリーダー格の一人が心が進級出来た事を喜んで挨拶したら他の子分達も挨拶した。しかし心は


「ありがとう、いきなりですまんが……邪魔じゃからそこを退け」


夏帆が目の前にいるのに、子分達が邪魔していたので不機嫌になっていた。

しかし子分達は



「よっしゃあ!!、てめーら!!、心さんの進級祝って胴上げだっ!!」


全く聞く耳を持ったなかった。


「おーっ!!」


不良達は心に向かって走って来る。


「人の話を聞けっ!!ってーっ!!オイーーっ!!」


心は不良達に怒ったが、多数不良達に胴上げされた。



「ワーショイ!!、ワーショイ!!」



「キサンらっ!!、降ろしやがれっ!!」



心は不良達に高く高く胴上げされ、高く高く舞い上がった!!……当の本人は激怒していた。



蒼夜と夏帆と他の生徒達は心達の奇行を見ていた。大半の他の生徒は”またあいつらか?”と呆れ顔をしていた。



「ワーショイ!!、ワーー、おいっ!!蒼夜さんがいるぞっ!!、蒼夜さんにも胴上げだっ!!」



「「オーっ!!」」


子分の一人が心を胴上げしている最中に蒼夜を見つけ、蒼夜にも胴上げをすると言った途端に全員が宙にいる心を誰も受け止めもしないで、蒼夜に全員が向かっていった。




案の定、宙にいる心は



「アダッ!!」



そのまま、腰から地に落ちた。



「ってて!!腰がっ!!」



心の目にはうっすら涙が出ていた。



そんな中一人の女子生徒が心配そうに心に近付いて来た。



「あ、あの大丈夫ですか?」



「あぁ、大丈ー!!?」



心は一旦女子生徒を見た瞬間凍りのように固まった。



女子生徒の容姿は金髪金眼で髪型は腰まで延ばしたストレートで顔も花のような美しさでスタイルもスーパーモデル並の福田夏帆だった。



心はしばらく石のように固まっていた。しかし心の心の中では



”今が絶好のチャンスじゃ!!今こそ彼女にわしの思いをぶつけるのじゃ!!蒼夜!!わしに力を貸してくれぜよ。



と思っていたが、しかし他の人から見たらこう思うだろう。



”嫌、今言わなくてもいいのでは?”


と思うだろう。



「……?あ、あのー?」



夏帆は心に呼び掛けても全然返答が来ないので大丈夫なのかなと思い心にの右肩を触ろうと右手を延ばしたら



ガッチ!!←心が夏帆の右手の手首を両手で握った。




「!!な、なんなんですか!?」



心の何故の行動に驚く夏帆である。



心は告白をする勇気が湧いたが、告白する時に起きる緊張もあって心はとんでもない事を言った。



「夏帆ちゃ!、わ、わしと!!付きーじゃない!!結婚してくれぜよ!!」




「!!」



突然のとんでもない告白にに驚く夏帆であった。

本来なら付き合ってくれと言うはずが、どこで間違ってのか、結婚してくれと言ってしまった心だった。


他の生徒達は心のとんでもない告白にしばらく沈黙していたが、蒼夜はぽつりと言った。



「……散りましたね。心」



と言っていた。




MAGIC RAIN様……本当に家の馬鹿【中岡心】がすいませんでした!!そして福田夏帆様の御家族ね皆様へ本当に申し訳ありませんでした!!




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