逃亡の詩
ご覧いただきありがとうございます。
決まりきった日常の檻を打ち破り、夜の中へと駆け出していく疾走感を描いた詩作です。
ほんの数十秒で読める短編ですので、ぜひ気軽にお楽しみください
よし!いいぞ!このまま逃亡だ!
逃亡の先に果たして真実があるのだろうか?そんなことは誰にも分からない。愚直に守った今日までの生活。
朝7時の目覚ましと、冷えた缶コーヒー。
折り目の正しすぎるスラックスを脱ぎ捨てて、
ぼくは夜の輪郭へと走り出す。
正しさという名の檻を壊して、
泥をはねあげ、暗闇を蹴りつける。
振り向くな、街灯の冷ややかな眼差しに。
追ってくるのは、去ったはずの昨日だけだ。
真実なんて、あってもなくても構わない。
ただ、息が切れるほどに、
ぼくの足が、この鼓動を刻んでいる。
夜の底へ、風の鳴る方へ、
逃げて、逃げて、生き延びてやる
勝った者がかちだ。敗者は何故敗けか?それは、勝たなかったからだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
日々の決まりきった枠組みを脱ぎ捨てて、ただひたすらに前へ駆け出していく勢いと感情を表現してみました。
「勝った者が勝ちだ」というシンプルな強さと共に、夜の闇を突き抜けるような疾走感を感じていただけていれば幸いです。
少しでも心に残るものがありましたら、評価やご感想をいただけますと大変励みになります!




