ユラと混浴します。
「ちょ、なななななにやってんだよユラ!!」
「あ、あんたこそ何言ってんのよ!ここ、混浴だから!」
「はあ!?混浴!?」
混浴だったのかよ!!
だったら、納得?出来るが・・・。
「背中流してあげるからこっち来なさいよ・・・」
「え?いいの?わかった・・・。」
お言葉に甘えて、俺はユラに背中を流してもらう事にした。
ユラの手触り、気持ちいい・・・。
いけね!
何考えてんだ俺は!?
つい邪な事を考えてしまったぜ・・・。
変な考えを起こしている間に背中流しは終わった。
「今度は私の背中、流してくれる?」
「はああああああ!?」
何言ってんだ!?
何言ってんのか分かってんのか!?
いくら幼馴染の仲の良い子でも女の子の身体に触れるのは・・・。
「ほら!早くやりなさいよ!!」
「わ、わかったよ・・・。」
言われた通りに俺はユラの背中を流してやった。
ユラの肌はスベスベだった。
しかし、ユラほんとに成長したな・・・。
胸はでかくなってるし、スタイルは良くなっているし・・・。
小さい頃とは大違いだな・・・。
「ちょっと、変な事考えてないわよね!?」
「は!?か、考えてねえし!!」
いけね、また変な考えを起こしてしまった・・・。
***
互いに体を洗い終えて俺とユラは改めてお湯に浸かった。
ユラは当然風呂に入る為に、バスタオルを脱いだ。
くそお!
俺がこんな良い想いをして大丈夫なのかよ!?
俺の心が壊れそうになっていった。
「ねえ、ライア・・・」
「ん?」
「さっきはミミカの事ありがとね!」
「あ、いいよ別に・・・」
確かに殺気は危うかった。
俺が間一髪で盗賊の能力で回避できたし・・・。
それに、こんな俺なんか・・・。
「なあ、ユラ」
「ん?」
「いまさら言うけど、俺なんかをパーティーに入れて良かったのか?俺なんてただの幼馴染ってだけだし、火炎の不死鳥のリックからも無能呼ばわりされてたから・・・」
「な、何言ってんのよ!私はただ・・・」
「ただ?」
「あんたが好きだから・・・」
「え!?」
「あんたが好きだから!入れたのよ!」
えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?
す、好きってなんだ!?
どういう意味の好きだ!?
「お前一体何言って!?」
一体、どういう意味なんだ!?
俺の事が好きって・・・!?