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息抜きも大事だ

ここ最近、俺達眠れる(スリーピング・)女神(ゴッデス)は様々な仕事をこなしている為か、疲れちまった。


「そこでだが、みんなで旅行に行かないか!?」


「旅行?」


「いいな・・・たまには羽を伸ばしたいものだな・・・」


「ミミカ!賛成です!」


良かった・・・。

みんな喜んでくれた。


「ねえ、ライア、僕らは?」


「まさか留守番か?」


「いや、お前らも一緒に行こうぜ!」


「いいのかい?僕らは君らとまともに仕事してないのに・・・?」


それもそうだが、やっぱりみんなで行きたいから・・・。


そして・・・。

俺達の旅行が今始まろうとしていた。

でも、俺達はまだ知らなかった・・・。

楽しいはずの旅行で、()()()()が起こるなんて・・・。



***



ーーそして旅行当日。

俺達一行は、旅行先であるリゾートホテルへと着いた。


「さあみんな!着いたぞ!」


「やっほ~!ここが噂に聞くリゾートホテル"パプリクア"」


「でも、ここって予約なかなか取れないホテルじゃ・・・?」


「ああ、たまたま空いてたからすんなり予約できたんだ!」


「ま、話を進めるにはそういう展開もあるか・・・」


「"メタ発言(そういう話)"は止めろ・・・」


まあ・・・さておき、早速俺達は従業員の案内の元に部屋に向かった。


部屋は2人で1部屋使う事になり、俺はユラと一緒で、ミミカとモルフィ、ククルとキッカとそれぞれで部屋に行った。


内装は綺麗だった。


水色の壁紙に窓のからは海が一望出来て、至れり尽くせりだった。


ってか、問題は・・・。


(ユラと2人かよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!)


(ライアと2人っきりの部屋って…!?もうドキドキしかないよ!!)


やべえ、すげえ緊張している!?


そりゃそうだろ・・・。

告白にキスしてきたユラと一緒だぞ!

平常心保てる方がおかしいだろ!!!


「あ、あのさ、ユラ・・・俺、何もやましい事なんて考えてないから!常に平常だから!!!」


「へ、変な事言わないでよ!変態!!」


「へ、変態いい!?」


そこまで言う必要ないだろ!!!!


そりゃこんな可愛い子と2人部屋なのは男としては嬉しいが・・・。


いやいや・・・。


と、とにかく!?

今は・・・。


「ユラ!プール行こうぜ!」


「え?プール?」


「ここのプールはすごいんだってよ!」


「え?う、うん!」


何とか機嫌を直してくれたかな?


早速他の4人も連れてプールに行くか!

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