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パーティーを追放されて出て行った少年は、再会した美少女三姉妹のパーティーに迎え入れられる。  作者: 竜ヶ崎彰


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我が家で打ち上げ

閃光の麒麟(ブラスト・コーリン)との合同の仕事は意外な形で幕を閉じた。

貰える報酬は少しとは言え下がったが、カイザーウルフの親子の事を考えたら妥当だな!


「おかえり、ライア!それにみんなも!」


「"みんな"ってなによ!」


我が家へと帰ってきた俺達。

そしてその帰りの集団の中にはジュミルら閃光の麒麟(ブラスト・コーリン)の面々もいた。

何でいるかって?


それはだな…。


「いいのかい?僕らなんかを呼んでも?」


「ああ、今日の打ち上げだ!お前らにも参加してほしくてな!」


初の合同依頼達成の打ち上げに参加して貰うためだった。

今回の依頼はこいつらの誘いがあったからこそ出来た上に色々とあったからな!

閃光の麒麟(ブラスト・コーリン)のみんなも誘うのは当然の事だ!



***



早速ユラと調理に取りかかった。


ミミカはウキウキで料理を待っている。モルフィは落ち着いてはいるものの、腹の音がなって落ち着きが台無しになってしまっていた。

だが、それも全部笑い話で済ませるのが、仕(・)事(・)仲(・)間(・)ってもんだけどな!!


そう思っている内にご馳走が出来上がった。


「さあさあみんな!食べてくれ!」


「私の育てた野菜で作ったサラダだなこりゃ!」


みんなが一斉に食事に手を付けてくれた。


ジュミルも俺らの作った料理に手を出してくれた。


すっごく美味そうに食べているのが伝わった。


でも、付き添いのミカサとアリッサだけはなぜか料理を食べねえな・・・

何でだ?


「私達はジュミル坊ちゃんのメイドでもあるので・・・」


「そのような無礼な真似は出来ません・・・。」


「何堅苦しい事言ってんだ!僕と一緒に食べよう!」


「しかし・・・」


「分かった!では主(・)人(・)と(・)し(・)て(・)の(・)命(・)令(・)だ!」


「「え?」」


「僕と一緒に、食べよ!」


「「は、はい!」」


命令って響きはちょっと変だが、それがきっかけで2人も食べてくれた。

よっぽど我慢していたみたいってくらい美味そうに食べているよ。

よかったよかった。


「よし!今日の仕事達成!・・・とはいかなかったが、清々しい感じに終わった事を祝して・・・」


「「かんぱ~いい!!」」


皆で乾杯して飲むのは良いな!

あ!

言っておくが、これは酒じゃないからな!

炭(・)酸(・)が入った"ジュース"だ!

俺達の年齢だとまだ酒は飲めねえからな・・・。



こうして俺達の祝杯は長く続いた。



***



騒がしい祝杯は静かになった。

ほとんどが寝てしまったから。


起きているの俺とジュミルだけだった。


玄関前の外に俺達はいた。


「ジュミル、あらためて言うけど、今日は仕事に誘ってくれてありがとうな。」


「なあに、君達の事が気になったから誘ってみたけど、あんな結果で終わったのは僕も驚いたよ・・・。」


「そうか・・・」


まるでつっかえていた物が取れたかのような柔らかい表情をしていた。

それなりに仕事・・・。満足出来たんだな・・・


「ライアくん、もしまたこういう事があったら、一緒に仕事してくれるかい?」


「ああ!いいぜ!」


何故か知らなかったが・・・。

俺達は微かに友情を結んだのだった。

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