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詩の目次

「電車が来たら」 「大丈夫じゃない」

作者: 冬野三月

「電車が来たら」


電車が来るのを待っている


電車が来たらどうしよう


僕は電車に乗れるのか


乗らずに飛び込むか


死ぬか生きるか


去年は人身事故で電車が遅れて舌打ちしてたが


今では僕はここにいる


一人ぼっちでここにいる





「大丈夫じゃない」


大丈夫じゃない


全然大丈夫なんかじゃない


今まで嘘を吐いてきたけど


見栄を張って意地も張ってたけど


大丈夫じゃない


これっぽっちも大丈夫じゃない


今にもくずおれて 涙が止まらなくなりそうだ


もう大丈夫じゃない


ずっと前から大丈夫なんかじゃなかった


もう取り返しもつかないけど


大丈夫じゃない 大丈夫じゃない


何度繰り返しても


すでに意味なんてなくても


大丈夫じゃない 大丈夫じゃない


全然まったくこれっぽちも 大丈夫なんかじゃない

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