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第8話 来訪

第八話 来訪

江戸城近く、日本国使節団屋敷では、石田三成公の使者、鳥左近が来訪していた。


「左近殿、私は日本国から派遣された新崎と申します。」


両者の挨拶が行われ、本題に入る。


「早速、書状を読んでよろしいか?」


「えぇ、どうぞ構いません。」


石田三成公と三奉行が書いた書には、要約すると、江戸から退去し、日ノ本から出ていけ。という内容であった。出ていかないのであれば攻撃もやむなし。と書かれていた。


「これは、脅しですか?」


「間違いありませぬ。が、それは殿の考えとは反すると言う事を申し上げる。」


「ん?それはどういうことですかね。」


「淀殿と合議の上、決めた内容上、淀殿の御考えが殆どだ。殿は穏便に接触しようとしていた。」


「わかりました。書状は受け取りますが、本国と話し合わせてもらいます。が、退去はないでしょう。以上です。」


「わかった。さらば。」


三成公の使者、鳥左近との会談を終えた新崎はすぐさま、本国に連絡を取るのであった。




ー首相官邸


玉沢「ふーん、出て行かなきゃいけないの?これ」


官房長官「存続の危機ですよ?総理」


玉沢「わかってるわかってるって、私も退去する気は毛頭ないよ。それで、家康公が怒ってるらしいじゃない。」


外相「はい。会談の情報を聞いた家康公は怒って屋敷に苦情を言いにこられたそうです。」


玉沢「めんどくさいな〜。どうせなら我が国に連れてきて、黙らせたいな。」


官房長官「それ、いいですね。わが国を見せといて損はないと思いますよ。」


玉沢「冗談のつもりだったけど、いいか。外相、現地の外交官に連絡してくれ。家康公に我が国に来ないか?と。ご機嫌とりにはなるだろ?ははw」


玉沢は日本国に家康公を連れてこようと企むのであった…?

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