第4話 接触3
第4話 接触3
一方、江戸城では
「鋼鉄の船か?あれは。異国の船ではないのか?」
「異国でもあの様な船は持ち合わせておりませぬ。」
「失礼!船から大鳥が飛び立った模様!」
「なんじゃと!?攻めてくるのか?!こんな時に!」
−大鳥こと護衛艦いずもに搭載されたチヌークは、江戸城に向けて飛んでいた。
「先輩、言葉通じるといいっすね。」
「あぁ、でも見た感じ昔の日本ぽいから、ある程度は伝わるかもしれないな。」
2人たちを乗せたチヌークは江戸城の近くに着陸するのであった。
「先輩、歓迎されてなさそうですね…」
「あぁ…こっちは護衛の特戦がいるから安心ちゃ安心だが…」
「先輩、お願いしますね…」
「な、なにやつ!」
「わ、私たちは日本国から派遣された使節団です。」
「日本国?使節団?何を言ってる!ここは日ノ本だぞ!」
「多分、貴方方の未来の姿です。」
「なんじゃと!?何を申すかと思ったら!この戯け者!」刀を構える武士。
「待って下さい!この刀を差し上げますから、話を!させてください!」
「何?刀と申すのか。見せてみろ」
「ほぉ、かなり上質な刀であるな。ちょっと待っていろ」
−数分後
「よし、お主らついて参れ。城にご案内致す。」
「わかりました。おい、小林いくぞ。」
「あと、後の忍者衆はどうするのだ?」
「忍者衆…?あぁ、彼らは私たちの護衛です。2、3人ほど連れて行きたいと思います。残りはここで待機です。」
「わかった。」
こうして、江戸で接触するのであった。
とりあえず10話まで書き終えたので、6話まで投稿します。ご感想、ご意見お願いします。