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第15話 開戦


約1か月後、江戸通信センター内


「伏見の里原小隊から連絡!大阪方が挙兵!伏見城攻撃を目指してる模様。」


建設から約1か月後、自衛隊は有事に即応出来るよう、密かに、徳川家が安定的に地盤を確保している場所に小隊を派遣していた。それが功を奏し、大阪方の挙兵を察知していた。


「了解。各隊に通達、コードネーム関ヶ原を発動。繰り返す、コードネーム関ヶ原を発動する。」


自衛隊は戦闘が起きることを見越し、予めマニュアルを策定していた。有事用のコードネームは安直だが、関ヶ原となっていた。


「まず、里原小隊に命令。伏見にいる女性や子供には避難要請を出せ。自分で行けないようだったら小隊で護衛せよ。また、家康公に挙兵したと伝達を。」


「了解しました。」


「あと、東部方面総監に水機団と空挺団に派遣要請を出してほしい。大阪上陸作戦と京都空挺作戦を実行する。」


「了解。家康公から伝達!治安維持協力要請を確認しました。」


「了解した。」



−3日後


「これより、大阪に上陸する!これは空挺団と同時刻0300に行われる!暗いから気を付けろ!目的は反政府組織の打開を目指す!目標は大阪城とされる巨大城郭だ!以上!」


一方、京都上空では。


「これから、この世界の天皇陛下の奪還に向かう!反政府組織に匿われているのを解放する為である!0300に同時に大阪に上陸する水機団と同時刻に行われる。各員は、降下後速やかに各班で合流せよ!以上。」


〜〜〜


「降下初め!降下降下降下!・・・お世話になりました!」


闇夜の京都にたくさんの空挺団員が落ちてゆく。


−大阪


「なんだあれは、なんかデカブツが動いてないか?変な音もするぞ。」


「確かにあんな物見たことないぞ!」


大阪中に騒乱がざわめいていた。


大阪城外


「これより、目標に向かう。民間人には手を出すな!何かされても手を出すな!俺たちがなくなるぞ!わかったか!」


『「了解」』


大阪城


「お目覚め下さい!」


「なんのようじゃ!こんな夜更けに」


「襲撃です!城が襲撃されています!」


「なんじゃと!?どこから来た!」


「なんと、それが…」


「早う申せ!伏見か?!三成はもう負けたのか」


「ござりませぬ!海からでござります!」


「馬鹿げたことを申すな!」


「いえ、決してそのようなことではありませぬ!もう敵は城に侵入しておるのです!」


「なんじゃと!はっ!?秀頼を!ここへ連れて参れ!」


「連れてきておりまする!」


「なんと、早くここへ!早うそれを言わぬか!秀頼大丈夫かのう?」


「母上様、大丈夫です」

と大声で話していると、奥の方からドタドタと数人の足音が聞こえてくる。


『誰か!』


やってきた自衛隊員により、バタっと大きく襖が開けられる。


「?!なんじゃお主らは!」


「日本国かr」


「そうか!攻めてきたのか!何を小癪な!」


「我々は徳川家康公からの要請により、貴女方を拘束します!」


「何をする!上様!」


こうして大阪城は占領され、豊臣秀頼、淀殿など豊臣方は自衛隊に拘束されたのである。


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