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第一話 転移

第一話 転移


2025年1月1日、日本国は地球世界から突如別世界へと、転移した。


GPSなどが繋がらず、国民は大混乱していた。一方、内閣も例外ではなかった。


第105代内閣総理大臣玉沢雄次郎はこの現象について頭を悩ませており、緊急閣議を招集していた。


官房長官「総理、各国大使からも本国との連絡がつかないと報告が上がっています。また、我が国の人工衛星との通信も途絶しました。国民生活にも大きな混乱と影響を招いています。ひとまず、日本の周辺がどうなっているか、確認する必要があります。」


玉沢「そうだな、とりあえず海自の哨戒機を東西南北に飛ばそう。あと、他国からの攻撃とは考えられないか?」


防衛相「総理、他国からの攻撃だとしてもこれは無理があります。1番怪しい中国からも本国と連絡がつかないと言っているのです。ともかく、派遣命令を出しましょう。」


官房長官「じゃあそういうことでよろしいですかね。総理、わたしはこれから現在の状況の説明と、自衛隊派遣についての記者会見を開きます。」


玉沢「ああ、よろしく頼む。」


−数時間後−


太平洋側から少し北東方面へ航行中のP-1哨戒機機内 


「なんだあれ、陸地か?」


「そう見たいですね。ん?あの湾の形どっかで見たことありませんか?」


「確かに…おい!」


「どうしました?」


「よくみろ!あれ東京湾にそっくりじゃないか?!」


「確かに!ん?じゃああれは房総半島かな?」


「だろうな。ともかく早く報告しなければ」


−首相官邸ー


玉沢「……で、太平洋側には日本列島が存在するのか?」


防衛相「えぇ、日本がまるまるそのまま存在しているようです。」


玉沢「じゃあここは地球とは別世界なのか?」


官房長官「まぁ、普通に考えればそうでしょうね。こんなことが起きている時点で普通ではないですが。」


玉沢「とりあえず、今後の対応を検討する為、省庁間会議を開いてくれ。」


−−そう、日本国は別世界へと転移したのであった。


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