フゥ、ヨォ、会話。
「ね~、ヨォ。
アンタんトコの強盗共が、早速私の世界に影響与えちゃってるんですけど~。
死んで詫びてよ~」
「そもそも、そちらの世界が俺の世界に影響を与えたのだろう?
原因は貴様の世界の住人、或いはその住人に他世界に影響する程の能力を与えた貴様自身に問題がある」
「私は種を蒔いただけよ~?
勇者と魔王ったら、私が予想していた以上に真面目に鍛練を積んじゃうんだもの。
行動が予想と異なれば、結果も予測を超えるのは至極当然でしょ~?」
「……どこまで本当なのだか。勇者と魔王なる存在を創って常に争いの起こる世界にしたくらいだ。
貴様の事は何一つ信用ならん」
「だだっ広いだけの宇宙空間にちっぽけな惑星を置いて、そこの住人がちんたら成長する姿を眺めて楽しむ根暗なアンタとは違うのよ~。
まあ、何にせよ、こっちの世界の言葉を理解出来るようにしてあげたんだから感謝してよね~」
「そんな事は当然の措置だ」
「偉そうね~、最下段の神様は」
「ふん、言ってろ。
我々には上下関係は無いだろうが」
「上下関係が無いってのは、つまらない事よね~。
上も下も無い、ただただ平坦、平面、真っ平ら。
そんなの真っ平ごめんだわ~」
「野蛮な性格だな」
「野蛮か~、それもそれで良いかもね~。
ま、そういう点では、運が良かったのかしらね~。
件の四人も、アンタの世界の住人にしては中々に野蛮だもの~」
「……あの四人は、本来であれば、あのカーチェイスの途中で事故を起こして死ぬはずだったのだ」
「え~? じゃあ、私の世界が偶然的に人の命を救っちゃったワケ~?
やだ~、感動的~」
「ふん、道化が」
「違います~!
二段目世界の神様です~!」
「……くだらん」
「あ~、でも、道化ってのはやっぱり合っているかも~。
アンタの世界から来た四人がぬくぬくと生きられる程、私の世界は優しくないからね~。
結局、あの四人はすぐに死んじゃうかも~」
「……ふん、構ってられん」
「怒らないでよ~、って、ああ、消えちゃった。
さ~てと、これからどうしようかしら~?
次代の勇者と魔王でも創るか、天変地異でも起こそうかしら~?
悩むわね~」
彼らが本編に出るのは、まだ先。の予定。
書き溜めは無くなりました。
また一区切りついた所で連日投稿をします。




