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巨人のように大きな人
直観をいつも信用していると、
物事が良い方向へ向かっていきます。
あれこれ考えすぎると、
結局何もできないので、
最終的に直観に従います。
直観は集合知なので、
霊感とか、
インスピレーションとは違います。
小説を書き始めたのも、
確信のない直観によりました。
近所に物凄く背が高い人がいる。
その人は、手足がとても大きい。
靴は、フランスパンかと思うほど、
違和感がある大きさだ。
こんなに大きいと、着るものは特注だろうし、
食べる量も多そうだ。
その人は、小さな軽自動車に乗っている。
車から出てくると、
その大きさが、
車との対比で際立って見える。
人ごみにいても、
たやすく見つけられる。
電車に乗るときは頭をぶつけないように、
ずっとかがんだままだ。
満員電車でも、方から上が出ているから、
息苦しくないかも知れない。
足は大きいから、踏まれる危険性が高いだろう。
こうして大きな人の視点で考えると、
世界が違って見えるのかもしれない。