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・『古畑任三郎』に捧ぐ。
警部補・古畑任三郎が、部下で額の大きな巡査・今泉慎太郎と共に、アリバイやトリックを巧みな話術と卓越した推理力で崩していき、完璧と思われていた犯行の真相を解明していく刑事ドラマの傑作。
「私はこれまで強制的に死を選ばされてきた死体を数多く見てきました。彼らの無念な顔は忘れることができません。彼らのためにも我々は生きなければならない。それが我々生きている人間の……義務です」
「たとえ、たとえですね明日死ぬとしても……やり直しちゃいけないって誰が決めたんですか」
――第32話より。
【パングラム】
古畑、おでこ広いアホと行く。
容疑者見分け、謎逃さず詰め、迫れ。
選べぬ無念にも、理知を。
【解説】
ふるはた、おてこひろいあほとゆく。
ようきしやみわけ、なそのかさすつめ、せまれ。
えらへぬむねんにも、りちを。